ＪＲ自殺件数 首都圏以外では神戸線が最多
こんなに電車による人身事故が多かったことを、今年前半まで私は知りませんでした。
特にＪＲ神戸線(大阪～姫路間)。
神戸には阪急電車、阪神電車、山陽電車、神戸電鉄など私鉄も色々走っていますが、
ＪＲ神戸線の人身事故数が圧倒的に多いことに驚いています。
今年は口腔外科や皮膚科に電車で通うことが多く、しょちゅう遅延があります。
人身事故のアナウンスが流れても、
誰かがバッグや腕がドアに挟まれて、
ちょっと引っ張られてほんの軽い怪我をした程度だと思って、
それ以上疑ったことはありませんでした。
でも最近になって、本当にあまりにも頻繁に人身事故があることに気づきました。
私の印象では大阪～神戸～姫路の近い距離の間だけでも、
一週間に2～3件ぐらいあるような気がします。
そのたびに2時間ほど電車が不通になったり遅れたりして、
私も阪急など私鉄を利用して移動しています。
東洋経済オンラインを見ると、
やはり思ったとおり、首都圏以外ではＪＲ神戸線が最も多いようです。
ホームドア ホーム柵の設置が進まない理由
確かに新快速などは、ものすごいスピードで駅を通過します。
ホームで待っていると、通過時の風で自分の身体が吹き飛ばされそうなほどです。
ホームのいすの向きを変えたり、
ロープを張ったりして転落を防いでいるようですが、
まだまだそれでは防ぎきれてはいません。
ホームドアやホーム柵など少しずつ設置が進んでいますが、
全ての駅、全てのホームに設置されるといいなと思います。
でも費用面でなかなか難しいようですね。
そしてホームのスペースが狭かったり、
強度が不足していて補強工事が必要だったりというのが進んでいない理由のようです。
可動式ホーム柵の設置工事を報道関係者に公開した。
ホーム柵の設置は同社管内の在来線で６駅目。
神戸線と京都線の普通電車が発着する二つのホームに設置され、
神戸線は２２日、京都線が５月２７日から使用される。
ＪＲ西は２０１１年から、ホームからの転落防止策として、
これまでに北新地（大阪市北区）や六甲道（神戸市灘区）など在来線の計５駅に約２４億円かけてホーム柵を設置。
今後、兵庫県内の三ノ宮や明石など計４駅でも整備する方針を示している。
※神戸新聞ＮＥＸＴより引用
三ノ宮駅は来年ホーム柵設置の予定のようです。
電車の人身事故 その多くは自ら・・・
人身事故のことは最近職場でもよく話題に出ています。
駅に着いたら救急車とパトカーがサイレンをけたたましく鳴らしていたり、
職員さんたちがホームを水で洗っていたりしていて(大変なお仕事です)
予定通り電車に乗れなかった話をよく耳にします。
そこで人身事故の内容を聞いて驚きました。
ただドアに挟まれただけじゃなかったんですね・・・
ホームで電車を待っているときは、後ろの人に突き落とされないように
何度も後ろを見たり、一番前に並ばないようにいつも気をつけていますが、
人身事故の内容に関してはそんなこと想像もしたことがありませんでした。
それを知ってとても心が痛みました。
しばらくの間、頭がそのことでいっぱいになりました。
そういう決断に至るまでに何とかその人を救うことは出来ないのか。
何とか防ぐことは出来ないのか。
人生は楽しいことの方が多い
私も、夫の転職で一ヶ月の収入が手取り１１万円台になってしまったとき、
悲しくて不安でたまらなく、絶望感しか無くて、
泣いて泣いて、生きている意味が無いと思ったり悩みに悩みました。
でも、人間は誰も心の中に回復するちからを必ず持っていて、
あの当時あんなに悲しかった私は、
今では毎日生き生きと楽しくやる気いっぱいで生きています。
ウツになってしまったら、なかなか自力で回復するのは難しいのかもしれませんが、
だからこそ今は良い心療内科などもあるし、カウンセラーも増えてきたので
それらを上手に利用して
つらい時期を乗り越えて欲しいです。
言葉で言うのは簡単で、実際は難しいのはわかりますが、
人生ってつらいこと苦しいこと、悲しいこともいっぱいあるけど、
トータルで見れば、それ等より楽しいこと嬉しいことのほうが何倍も多いと思うんです。
人が希望を持って生きていける世の中になって欲しいなと
心から思います。
国も人々の心のケアを進めて欲しいです。
ホーム柵の設置も早く進みますように。
