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貯金がある家庭でも「ある時期」を境にマイナス家計に陥るかも?その「ある時期とは?」 週刊SPA!貯金ゼロ円の恐怖より

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貯めるコツ
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昨日のブログの最後に超富裕層の二人からの成功法則を書くと予告していましたが、
その前にもう一つ貯金ゼロ円の恐怖の続きがありました。

今日はそちらを先に書きますね。

昨日書いた5つのご家庭はどの家庭も貯金がない家庭ばかりでした。

週刊SPA!の貯金ゼロ円の恐怖は、
そんな方達の家計簿のどこがいけないかという特集ですが
今回はコツコツ貯金をしてきた家庭でも決して安心できないよというお話です。

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貯金があっても老後破産まっしぐら?

週刊SPA!の中でこちらの記事はたった1ページだけでまとめられています。

私も、貯金ゼロ円ではないですが、
油断して・・・例えば浪費したり、貯金がちょっとあるからいいやとパートを辞めたり、
そんなことをしていたらすぐ老後破産です。

学費がきっかけでマイナス家計に

週刊誌SPA!の記事には 税込み年収750万円手取り年収540万円の1つのご家庭を例にあげています。

一言で言えば、子供が小さいうちは貯金ができるけど、
子供にもっと教育費がかかるような年齢になったり、
住宅ローン減税が終わると貯金が貯め難くなるよということです。

子供が大学生になると貯金が底をついてしまい、奨学金で賄わなければいなくなります。
住宅ローンが残っていると教育ローンは借りづらいです。
すると残る方法は奨学金となります。

将来、ご主人に退職金は入っても、
老後もらえる年金は夫婦二人で16万円として試算してあります。

このモデルケースのご夫婦(現在40代)が将来もらえる年金は、
今のお年寄りより3割低くなると想定。

総務省の家計調査報告によると夫婦の生活費は月18万円で、
このご家庭は住宅ローン14万円が残っているので、
毎月32万円に対し、受け取る年金は16万円、その差なんと!!16万円ですね。

それは貯金で切り崩すことになりますが、
お子さんが大学生の頃に貯金が底をついているので、退職金1千万円が生活費の方へどんどん流れていきます。

こういうご家庭って実際にはとても多いと思います。

我が家は学費を全額現金で払った

私がどうしても借金が大嫌いなので息子たちの奨学金は借りませんでした。

しかし、元々長男と次男はの年齢差は2歳。
二人同時に大学の学費を払わないといけない時期が2年あった上に、
一年半も長男が留年したこともあって(涙)3年半もの間、二人分の学費を払い続けました。
二人の学費は年間200万円を超えていました。

その頃の夫の年収は税込みで350万円。私の収入は年間100万円にやや足りないほどでした。
そこから年間200万円以上の学費を払うのですから、それはそれは本当にとても大変でした。

息子達がで二人とも大学を卒業した時には
我が家の貯金は確か100万円ちょうどぐらいになってしまっていました。

夫の手取りは月給24万円台だったと記憶しています。
ボーナス(寸志)は手取りで3万円ぐらい、夏冬合わせても6万円程でした。

本当に生活が大変で、今思っても胸が苦しくなるほどです。

我が家の場合は収入がとても少なかったので、一般家庭とは違う面がありますが
子供が生まれたときから学資保険を払い続けてきましたが、それだけでは足りませんでした。
大学の学費は毎月貯めながら払うを続けました。
貯めても貯めても学費に流れてしまいました。
それでも奨学金は借りませんでした。奨学金は借金だからです。

このとき苦労したからこそ、(住宅ローンも終わり)今1円も借金が無いのは幸せだと思っています。

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まずは家計を見直す

家計にメスを入れて年間102万円削減

週刊SPA!から、このご家庭へのアドバイスは以下のようなことでした。
簡単にまとめてみますね。

このモデルのご家庭では生活費25万円と教育費6万円がかかっています。
見直すべき点は、
自動車、保険、スマホ、ネット、教育費。
こういう固定費を見直すだけで年間102万円変わってくるそうです。

102万円ってすごいですね。

ってことは、自動車、保険、スマホ、ネット、教育費で毎月8万円から9万円ほどかかっているということですよね。
そして車を持っていない世帯でも52万円は削減できると書いてあります。

その計算から行くと、一体車にいくら毎月かかってるんだってことになりますが102万円から52万円引くと50万円。
その50万円を12ヶ月で割ると41,666円。
これはきっと自動車ローンも含まれてますよね。

自動車をローンで買うっていうことを私は考えたことが無いのですが、
一般的に自動車をローンで買う割合はとても多いようです。

見栄を張らず家計に応じた車を現金で買う

でもちょっと考え方を変えてみましょう。
まず今乗っている車を乗り潰しながら、次の車の費用を貯める。
次の車の費用がたまってから新しい車に買い替える。
これが基本です。

それってそんなに難しいことじゃないと私は 思っています。
私の場合は車で見栄を張りたい気持ちは一切なく
機能性や経済性を考えてワンボックスカーから軽自動車に買い替えたのですが、
前のワンボックスは14年乗りました。

軽自動車といっても新車で買ったので、実際に払った金額は160万円を超えていました。
これは我が家の家計と行動パターンには軽自動車で充分だと判断したからです。
もし我が家の年収が1千万円を超えていたとしたら、もう少し大きい車を買っていたかもしれません。
しかし家計に応じた車を買うのは基本だと思っています。
だから私は軽自動車を選びました。

時期が来れば車は買い換えないといけないものです。
それは前もって誰にでも分かっているはずですよね。

貯まるまで買い換えない。ただそれだけのことです。
そして自分の年収自分の貯金額に応じた金額の車を買う。見栄を張らない。
これってそんなに難しいことじゃないですよね。

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子供が社会人になったら最後の貯め時

子供達が社会人になったら家計が楽になった

試しにこの週間SPA!のモデルケースのご家庭が、我が家として考えてみると
それら(年間102万円の削減)の支出にいくらかかっているのでしょうか。

自動車(ガソリン代と仕事の駐車場)に5,000円、保険に私のコープ共済3,000円、
スマホはガラケーと格安スマホ合わせて2,500円、ネットは固定電話とセットで4,900円、
教育費はもう息子たちが社会人なのでゼロ円です。

それらを合計してみると月々15,400円で 12ヶ月をかけると年間184,800円です。
102万円とは大きく違いがあります。

お子さん達の教育費がかかる40代の子のモデルケースのご家庭と、
息子達がもう社会人になってしまった我が家と比べてみても
あまり参考にならないのかもしれませんが、
こうやって考えてみると子供が社会人になってからは一気に家計が楽になるということです。

ただこれは私が20代で子供を二人生み終えていたからかもしれません。
30代40代で出産していたら、自分の定年前後まで学費が続く場合もあります。

削減したお金をそのまま貯金にスライドする

週刊SPA!ではこのモデルケースのご家庭が家計見直しで削減できた金額を、
確定拠出年金や貯金に回したり積立NISAなどを利用すると良いとアドバイスがありました。

確定拠出年金は60歳にならないと受け取れないお金ですが、
だからこそ強制的にたまります。
またその拠出期間には大きい減税があるので、それもお得ですよね。

私も50歳を超えてから確定拠出年金に加入しました。
もっと若い頃からこういう制度があれば良かったのに~悔しい思いをしています。
特に何の意識もせず毎月23,000円ずつ貯まっています。


週刊スパではこうも書いてあります。
確定拠出年金で四十歳から60歳まで20年間拠出すると仮定して、
年12万円、節税が2万円。
それらを合わせると1,580万円貯まる計算に!
それに加え老後も夫婦で働き続けましょう。

小さい削減も年単位や10年20年単位で考えると、
大きな違いになってくると記事は締めくくっています。

時期が分かっているものは「前もって貯める」が基本

週間SPA!では、貯金がある家庭でも子供の学費がきっかけになって、
一気にマイナス(借金)に陥る可能性を説明しています。
我が家も学費には苦しめられたのでよく分かります。

住宅ローンより学費のほうが私にとっては大変でした。

しかし子供の教育は、自動車の買い替えと同じで、時期が前もって決まっています。
だからこそ目標時期に向かって貯めないといけません。
突然のアクシデントのために家計が火の車になる可能性は誰もがゼロではありませんが、
(それでもそのために貯えは必要)
時期が決まっているものに対して、そのまま放置し続け
本来なら見直せるはずの毎月の支出に手をつけず・・・というのは考え物ですね。

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今日のまとめ~私の考え

お金が出ていくことが前もって決まっている学費や自動車の買い替えは、
前もって貯め続けること。
自動車ローンや奨学金教育ローンは組まないようにするために、貯金を続け
貯まった現金で払う。

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