「下流老人」と言う言葉が一般的に認知されるようになって久しいですが、
あらためて「下流老人」とは?その意味を調べてみました。
「下流老人」とは藤田孝典さんの著書「下流老人 (朝日新書)」が話題になって
世間で周知されるようになりました。
下流老人とは
藤田孝典氏がつくった造語です。
同氏はそれを“生活保護基準相当で暮らす高齢者およびその恐れがある高齢者”と定義づけており、
「このままだと高齢者の9割が貧困化していく」としています。
他には同じ意味で「貧困老後」などいろんな言葉があります。
わたしも「下流老人」まっしぐらの典型
離婚と病気で「下流老人」間違いなし
昔なら生活保護や非課税世帯は恥ずかしいと思ってる人が多かったですが、
いいのか悪いのか、
今はあえて生活保護や非課税を狙って収入や所得を調整している人もチラホラ増えて来ました。
平成28年のデータですが、
生活保護を受けている高齢者世帯は、
全体の51.4%に当たる83万7,742世帯で、前年の同月と比べると33,896世帯も増加しています。
そしてその多くが高齢者単身世帯です。
私も病気で仕事を辞めてから非課税世帯となりました^^;
(持ち家があるから生活保護は受けていません)
いまは61歳なので何とかぎりぎり?老後にはまだ入っていませんが
もらえる年金は一ヶ月9万円あるか無いかの予定なので、私も間違いなく「下流老人」になります。
わたしも将来は高齢単身世帯です。
藤田氏によると「下流老人」へと陥っていく原因とされているのが、
病気や離婚、介護離職ということ。
わたしも離婚と病気で非課税になったので「下流老人」まっしぐら。
正に典型です^^;
それでも生活が苦しいとは思っていない理由
非課税なのにあんまり生活が厳しい実感がわたしに無いのは・・・
●若いころから節約生活に慣れている。
●年齢と共に物欲が減った。
●多くは無いが多少の貯えがある。
この4つの理由によってみじめな気持ちに全くなっていないのは幸せです♡
自由で気楽な今の一人暮らしが気に入っているし、
今はお金をかけずに遊べる場所が昔よりたくさんあります。
ただわたしの老後には課題があります。
それは医療費のことです。
想定外でまさかのリウマチ発症。
想像しても無かった高額な医療費が一生に渡って必要になってしまいました。
リウマチは治らない病気なので死ぬまで医療費はかかります。
そこが一番の気がかりですが、今のところ非課税世帯の恩恵を受けて
一回の支払いが25000円弱(二カ月ごと)で済むようになりました。
本当にありがたい事です。それでも高いけど^^;
ボケ防止にメルカリもブログも読書も続ける
ただそれでも65歳からの年金が月に9万円ほどでは生活だけでギリギリで、
医療費を始めとして固定資産税や自動車の維持費(足が悪いので必需品)など
生活費以外の大きいお金も必要です。
そのため、たとえわずかでも何らかの経済活動を続けていかないといけません。
(頭がボケるまで)
収入が多かった頃に開業届を出して毎年青色申告をしていますが、
こんな少ない収入しか無いのに
「手間ばっかりかかってる!めんどくさすぎる!」と廃業しようとも思うことがあるけど、
これもボケ防止。間接的に医療費節約になってるのかも^^;
メルカリなどで不用品を処分することも続けるつもりです。
大してイイものを持ってないから微々たる金額ですが、捨てるよりマシ!
そしてこれもボケ防止。頭は使わないとどんどん衰えます。
ブログや読書もボケ防止目的で続けます。
まとめ
老後の生活費不足は致命的であり、寿命に直結します。
目の前に下流老人生活がせまって来ているのに、
何もしようとしていない自分に対して「これではアカンやろ」とはハッキリ思っていますが、
病気になってから、もうそんな気力も無くなってしまい^^;
ただただのんびり気楽に暮らしていくことが目標になってしまってます。
さて「下流老人のわたしの老後」はどうなることやら・・・