私は何年か前から、家中の大きい家具を捨てて片付けをしています。
片付けはとても体力が必要です。
これは離婚する前から、わたしが全て一人でやっているので
希望よりずいぶんスローペースですが、
すっきりとした爽快感はとても大きく、
60歳を目標に、これからもどんどん進めたいと考えています。
たくさんの家具を捨てて来た理由
家具を捨てる目的は、
老後のために暮らしを小さくしたい!出来るだけ若いうちに処分したい!からです。
そう思い始めたきっかけは、
ずいぶん前にTV番組で目にした「こんな言葉」からでした。
60歳以降は天袋のモノの出し入れで、転倒の危険が出てくるから
50代の内に天袋は空にしましょう。
その番組を見たとき、わたしはまだ40代だったので体力はありました。
でもこの言葉に、妙に腑に落ちる物があったのです。
いつか誰でも体の衰えが来るんだから、
出来るだけ若い間に少しずつ処分して行きたい。そう思い始めました。
特に2階の家具類を捨てるためには、2階から持って下りないと捨てられません。
そのための体力が、老後に残っているとは思えないし、
業者に頼むとしても高額な費用がかかります。
「年齢を重ねるごとに、不用品を捨てること自体が大変になる」
これは間違いのない事実ということを認めて、
体力の残されているうちに、出来るだけのことはしておこうと決めました。
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今までに捨てた家具
わたしが今までに捨ててきた家具や収納ケースなどは、次のようなものです。
・木製の押入れたんす
・プラスティック製の押入れたんす(2つ)
・食器棚(3回捨てて、下台だけのカウンター式にしました)
・レンジラック(2回捨てました)
・メタルラック(2回捨てました)
・下駄箱
・重くて大きい木製のサイドボード
・ミニデスクと椅子
・スツール
・洗面所の収納ラック
・カントリー調のパイン製TVラック
30代40代のころは手間を惜しまず、オークションで一部の物は売りました。
50代からは、少し料金がかかっても簡単に処分したいと考え、
ホームセンターの家具引取りサービスを利用して処分しました。
婚礼たんすの処分に、わたしが利用したのはホームセンターのナフコです。
料金など詳しいことを記事にまとめていますので、よろしければご覧になってください。
↓
➡ 婚礼タンスを激安処分しました!どんな業者に頼んだ?
費用はいくら?前もって準備することは?
収納場所や家具を減らしても困らなかった
余白をあける収納を目指す
最近は使っている人は少ないように思いますが、
以前は、たった10センチ15センチの隙間を利用して収納する「すき間家具」が流行っていたころがありました。
でも時代の流れと共に、余白をあける収納が主になってきました。
隙間にまでたくさん収納せずに、
収納家具そのものを減らすことで、家全体のモノが減り
精神的に大きいゆとりが出来ることを体感する人が増えてきました。
吊り戸棚を撤去(リフォーム)しても不便は感じなかった
実はわたしは、この家を買ってすぐ不満に思う点ができて
(実際住んでみないと分からないものですね)
引越しして半年も経たないうちに一度リフォームをしました。
対面キッチンの上にある吊り戸棚を取っ払ったのです。
それはこちらの理由からです。
リフォームした結果、
吊り戸棚を撤去して困ったことは、何ひとつありませんでした。
良かったことはとても明るくなったことと、すっきり広く見えるようになったことです。
リフォームでは、吊り戸棚を取ったと同時に、
キッチンの真上にトップライト(天窓)を取り付けて、
キッチンの背中側の小窓を大きい窓にしたので、
対面キッチンでありながらも、明るく開放的なキッチンに生まれ変わりました。
この時に、収納場所や家具は減らしても全く困らないことを実感できたので、
婚礼タンスを処分するときも迷いはありませんでした。
昨年、婚礼たんすや背の高い食器棚を次々処分して
とてもスッキリしたことで、
この家にさらに愛着が湧き、もっと大切にしようと思えるようになりました。
婚礼たんすがあった部屋は、
今ではベッドルームとして使っており、一番のお気に入りの部屋になりました。
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日常の小さなできごとを愛する生活
今後も片付けは続けていきます
わたしの片付けには「これで完璧!」「これで終わり!」と言ったゴールはありません。
年齢や環境と共に、必要なモノや量が変わるからです。
わたしが、いつも片付けの参考にさせていただているのはコチラです。↓
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今のわたしが処分したいと考えているのは、細々したモノは日常的に捨てるとして、
今のところ、大きいモノはこちらの2つです。
●息子の部屋にいまだにある二人分の勉強机。
息子は「捨てていいよ」といつも言っていますが、いっこうに中身を出そうとしません。
(机の中は息子の持ち物なので、そこは立ち入らないようにしています)
勉強机は天板とその下をバラして
2階から持って下りないといけないので、わたしもそのままにしてしまっています。
でも、出来れば今年中に処分することを目標としています。
●裏庭にあるアルミ製の物置
カー用品やゴルフ道具などを収納しているので、
物置は必要なのですが、
息子が結婚して独立したら必要なくなるかもしれません。
もしその後も必要だと思っても、今の物置は大きすぎます。
もっとコンパクトな物に買い換える事も検討しています。
まとめ
似たようなものを何度も捨てたり買ったり繰り返したこともあり、
失敗は何度もしています。
だからこそ、50代の今のわたしは自分にとって本当に必要なモノが分かって来ました。
でも必要なモノはこれからも変わっていきます。
今、絶対に必要と思っていても、10年後にはどう思っているかは分かりません。
しかし、ただ一つ、
モノが減れば、減った分だけこころにゆとりが出来るということだけは
ハッキリ言う事が出来ます。
わたしはこれからも、楽しみながら片づけをしていきます。