この前淡路島に一緒に行った友達。
パートの職場で一緒だった人で、今は痴呆症のお母さんのお世話をされています。
最初に痴呆症じゃない?と気づいたのは他人のわたし。
意外と家族は気づかないものなのかな・・・
小人が見える話を聞いて「レビー小体だと思うよ」と病院に行くことを勧めました。
この時です。↓
元々はとても穏やかでのんびり屋さんの彼女。
それなのにお母さんの世話をするようになって人が変わりました。(と本人から聞きました)
私たちと一緒の時は以前の彼女と変わりません。
優しくてのんびりしています。
でも痴呆症のお世話はとても大変なんでしょうね・・・
お母さんのすること言うことにムカついて、
毎日お母さんをたたいたり蹴ったりしてるというのです^^;(1~2日に1回ぐらいと言うこと)
彼女の事だからたたくと言ってもひどいことはしてないと思うのですが
お母さんはたたかれて泣くことがあるとか・・・
スーパーでまったく知らない人から
「お母さんを大事にしてあげてよ」と言われたこともあったそうで、
彼女がお母さんを怒ってることが近所の噂になってるみたいと言っていました。
この前淡路にいる時聞いてみんなで大笑いしたのは、
「電車に乗ろうとしてもっと押したら乗れるのに
ドアのところからみんな動かないから
無意識にチっ!と舌打ちしてしまってもっと詰めろよ!と思わず声が出てしまったら
みんながサーっと引いて空間が空いて乗れた」とのこと。(笑)
正直に教えてくれて良い友達だな~と思って笑ってしまったけど、
元々穏やかだった彼女なのにそれだけお母さんの世話でイラついて疲れてるのか
年齢と共にそういう人は増えて来るのか・・・
そう言えば他の人ですがこんなこともありました。怖かったです^^;
↓ ↓
私とその友達は2歳しか変わりません。友達の方が2歳上ですがほぼ同じ。
私はまだ羞恥心がいっぱいあるので、人の前でそんなことは言わないし
いくら急いでいても電車がいっぱいだったら次の電車を待ちます。
上の記事のおばさんのようにフードコートで席を譲ってほしいと言われたら
すぐ譲ります。(食べ終わってたら)
だから友達の電車のエピソードは年齢のせいじゃなくて疲れてるから?かな?
フードコートでの事件もあの時は怖くてびっくりして呆れたけど、
あの人は本当に気持ちも身体も疲れてどうしようも無かったと思えば気持ちは理解できます。
(ただ私ならそれでもあんな暴言は吐きません)
実際友達はお母さんのお世話でかなり疲れてるし参ってしまってると思うのです。
それでも少しでも時間を作って私とも会おうとしてくれてることが有り難いです。
来月は四国に一緒に行く約束をしています。
病院と老健を運営している友人ドクターが言ってたけど
痴呆症のお世話は昔の元気だった頃を知ってる人が昔と比較してしまって
暴力をふるったり暴言を吐いたりするそうです。
反対に昔を知らない人が世話をする方がうまくいくから、娘よりお嫁さんの方がましとのことです。
いつ誰に介護が必要になるか分からないし、わたしだって明日何があるか分かりません。
でもこの友達や他の人の話を聞いてると
最後の最後まで自分の事は自分で出来て、本当の最期の1日ぐらいだけは仕方なくお世話になる・・・
それが私の理想です。
リウマチの人は体質なのか薬のせいなのか痴呆症はめったにいないそうだけど、
反対に障がいで日常生活が不自由になれば
それはそれで誰かの介護が必要になってしまうこともあるので、
そうならないように治療をしっかり続けて
普段の生活も注意して行かないと。。。と思っています。