エアコンの電気代を節約したい気持ちは分かりますが・・・
もちろん異常に低い温度に設定したり、頻繁につけたり消したりすると
電気代が上がってしまうのは今はみんな知ってますよね。
30分以内の外出ならつけっぱなしが良いそうですが、
わたしは1時間ぐらいならつけたまま出ています。
寝る時もタイマーは使わずにつけっぱなし。
大体毎日外が明るくなったら目が覚めるので、
朝5時ぐらいにエアコンを消して窓を閉めたまま扇風機をつけるとちょうどイイ感じ^^
(エアコンを消して約2時間で常温に戻るそうです)
『熱中症』電気代より入院費の方が高い
しかし、TVでもよくやっていますが、
お年寄りは暑い寒いが分かりにくいのもあるし、
少ない年金なのに電気代が上がるのは困るからと、エアコンを使わない人がとても多いです。
でも!こんなおもしろい調査結果を見つけました。
高齢者がエアコンを使わないで熱中症で入院した場合の入院費用と、
普通にエアコンを使った場合の電気料金との差がよく分かります。
3割負担のところを見ると若い人たちも同じ結果になるので参考にしてみてくださいね。
(※所得によって高額医療の限度額は違います)
東京都をモデル地区として、2017年6–9月に
高齢者がエアコン未使用で熱中症を発症し救急搬送され2日間入院した場合の費用と、
暑さ指数25°C以上の時間にエアコンを使用した場合の電気料金の推計値との差を求めた。●医療費の1割負担額と電気料金の差:6月8,067円、7月−3,840円、8月−2,625円、9月6,528円
●2割負担額との差:6月16,917円、7月5,010円、8月6,225円、9月15,378円
●3割負担額との差:6月25,766円、7月13,859円、8月15,074円、9月24,227円※参照:日本災害医学会雑誌
2割負担と3割負担の方は
25℃以上の時間全てクーラーを使った電気代より入院費用が高くなります。
わたしも妊娠中に熱中症で命の危険を感じました
わたしは熱中症で入院したことはありませんが、
次男を妊娠中に外で死ぬかと思った経験があります。
病院に行かなかったので熱中症とは断言できませんが、いくら考えても熱中症だったと思います。
1歳だった長男と二人で出かけていて、死にそうになって日陰で座って休みましたが、
誰かに助けを求めようとしてもまったく身体が動かなかったことを今でもハッキリ覚えています。
家の近くだったのに動けなかったので1時間も2時間も座ったままで、
最後はギリギリ何とか歩けるようになって
帰宅して冷水のシャワーを浴びたらすっきり良くなりました。
あとわずかにでもひどかったら命が危なかったと思います。
まだ1歳だった息子が大人しく私の横で長時間待ってくれたことも有りがたいし、
あの時熱中症になったのが私だけで良かったと思います。
もし息子と二人とも熱中症だったら・・・と思うと、考えるだけで恐ろしいです。
今まで60年生きて来てあの時が一番命の危険を大きく感じた時だったので、
熱中症は本当に怖いことを実感しています。
暑さ寒さは命に関わることなので、電気代を気にするよりも命を守るために
エアコンを上手に使って行きたいです。