遺族年金が改悪されると話題になっています。
これまでの遺族年金。女性に関しては配偶者が亡くなると生涯に渡って受け取ることが出来ていました。
でも2025年の年金制度改正で、
配偶者が亡くなった時点において60歳未満で子どもがいない人は性別にかかわらず5年間とする方向で検討に入ったそうです。
(今までは女性が優遇されていた)
>遺族厚生年金 子どもがいない夫婦の男女差なくす方向で検討へ ※NHK WEB
遺族年金の改悪は男女平等が進んだ証拠でもある
このことに関してSNSでは「改悪だ!」と熱い討論が交わされています。
ちなみに今までの遺族年金はこのようになっていました。
↓ ↓ ↓
▽女性は、夫が亡くなった時に30歳未満だった人は5年間、30歳以上だった人は、生涯にわたって受け取れる。
▽男性は、妻が亡くなった時に55歳未満だった人は受け取れない。
しかしこれは男女平等と言われている現代では当たり前のことかも?
平等平等と言うけど遺族年金以外でも女性はたくさん優遇されていることがあると思うのです。
優遇されてるのに平等がいい!と声を挙げれば、このようなことになるのも理解できます。
平等を望むなら遺族年金も平等にと国が考えるのも仕方ない気がします。
年金制度が厳しい昨今、どこから費用を捻出しようかと国も考えますよね。
もちろん配偶者が亡くなってもたくさんお金をもらいたいと思うのは当然で
たった5年しか遺族年金がもらえないなんてひどい!と不満を言いたくなる気持ちもわかります。
ただ現時点で既に遺族年金をもらってる人はそのままもらえます。
改正された後で配偶者が亡くなった場合のみ適用です。
勘違いしやすいのはお子さんがいない人対象と言う点です。
SNSを見ていると「今まで専業主婦だったから働くのが難しい」とポストしてる人がいましたが、
「専業主婦だったらどうして働けないの?」と書いてる人もいました。
確かに・・・働けないと言いたい気持ちはよくわかりますが、今はそんな時代では無いのかも?
もし住宅ローン支払い中なら配偶者が亡くなってローンは完済となるでしょう。
生命保険に入っていたら保険も出ます。
配偶者を亡くしてすぐ働き始めなくても良いのです。
悲しみをいやす期間も大切。
5年間遺族年金をもらっている間にその後の人生や働き方を考えることが出来ます。
今回の遺族年金改悪についてはその前からそれを予感させることが
それは年金分割です。
私も離婚した時に婚姻期間中の夫の厚生年金分を分割してもらいました。
↓ ↓ ↓
この年金分割ですが、分割が無かった時代に生活不安から離婚を思いとどまっている人が多く
そのままだと将来遺族年金を受け取ることになります。
ご主人が先に亡くなって奥さんが受け取る遺族年金はご主人の老齢厚生年金の報酬比例部分の四分の三と決まっています。
でも!離婚後の年金分割の場合は二分の一なのです。国が出すお金の節約になると言うわけです。
つまり年金分割の方が金額が少ないのです。
だから国は年金分割を作ったと言われています。(ただ今はわざわざ分割しなくてもそのままで分割される)
私はそんな金額の差より離婚を選びましたが、離婚より遺族年金を取る人も多いのでしょう。
離婚しないで我慢し続けても、自分が先に亡くなることもあるのでは?と思いますが^^;
あとがき
男女平等、女性も働きやすい環境を!国も世間も言っているように、
その結果この遺族年金改悪があるのだと思います。
他にも男女格差を是正する改悪は色々進むと思われますが、これは男女平等が進んでいる証拠でもあります。
ちなみに私は多少男女格差があっても女性が優遇されている時代の方が好きです。
男女には生まれつきの体力の差があります。
これは男女差と言うより個人差ですが、私は特に昔から体力がないタイプだしあまり身体が強くないので、
男性と同じ働き方は難しいかなと思うので
女性の方をちょっと優遇して欲しいな~と思う考えです。
えっ?古すぎる?そうそれは認めます。61歳考え方が古い昔人間です。(笑)