最近立て続けに友人たちが抜歯をしました。
私ももうすぐ(来月の予定)全身麻酔で抜歯をします。
今までお世話になった大切な歯を、徐々に失い始める年齢にさしかかったように思います。
歯を失う原因
1位は歯周病
歯を失う原因の一位は歯周病で、
友人たちはそれが原因で抜歯しました。
私は昔神経を抜いていた歯の根が割れてしまい
結構ぐらぐらになっているので、このまま置いていても良くなるはずも無いので
抜いてブリッジを入れることになりそうです。
私は歯科麻酔がとても効きにくいことが原因で歯科治療がとても怖くなってしまいました。
結局全身麻酔で歯科治療をすることになってしまい、
今更ながら歯の健康の大切さをしみじみと実感している真っ最中です。
今回は主婦の友社から発行されている「NHKチョイス@病気になったとき」を参照しながら
大人の虫歯についてまとめようと思います。
2位は虫歯
虫歯と言えば子供がなるイメージがありますが、
なんと大人の8割の人にもあると言われていて、
特に45歳以上の人は増加傾向にあるそうです。
大人が虫歯になるプロセス
歯の象牙質をエナメル質が覆い、歯を守っています。
↓
歯周病や間違えた歯磨きの仕方等で歯茎が下がり、象牙質が露出してきます。
象牙質が露出すると痛みが出てくる場合があります。
↓
歯の根元に近い部分の表面が溶けたり磨り減ったりして、虫歯になりやすくなります。
大人の歯はこうやって根元部分に出来やすく、
歯が折れてしまう原因ともなります。
虫歯になる4つの原因
歯の質
生まれつきの質もあるとは思いますが、栄養バランスで改善が期待できます。
虫歯菌
ミュータンス菌が存在しています。
食べ物
糖質が酸となって歯を溶かす原因になります。
歯磨きまでの時間
飲食後30分経ってからの歯磨きが重要です。
(食べてすぐ磨くと酸で軟化した歯が傷つきやすい)
特に気をつけたいのが3番の食べ物による酸です。
歯に残った歯垢(プラーク)の中で、虫歯菌が糖を栄養にして酸を作り出し、
歯のエナメル質を溶かしていきます。
糖と酸が一緒になったお寿司も危険な食べ物の一つです。
炭酸飲料やスポーツドリンク、アルコールなどをだらだら飲み続けないことが大切です。
もちろん飲んだらガムを噛んだり口をすすぎましょう。
水や緑茶を飲むことも有効です。
ガムを噛むことで、唾液が口の中の酸を中和してくれて
唾液の中のミネラルが歯の石灰化を防いでくれます。
ブリッジのデメリットとその費用
私も友人たちもそうですが、
抜歯の後はブリッジを入れる場合が多いと思いますが、
「NHKチョイス@病気になったとき」によると
保険診療で1万円、自由診療で15万円かかるそうです。
噛む力は自分の元々の歯と比べると80~90%。
このくらいであれば、普段の生活で「噛む」ことに関して
それほど支障は無いように思います。
ただ、私も一箇所以前からブリッジの部分がありましたが、
出来るだけ歯の白い部分を残したままブリッジを作ってもらっているので、
私の場合はとにかく外れやすいです。
2~3年に一度は外れているように思います。
そこから虫歯が始まってまた治療が必要になってしまいます。
またブリッジの大きいデメリットは抜いた歯の両脇の歯が健康であっても削らなければいけないので
とてももったいないです。
このブリッジを来月全身麻酔を使ってやり直すことになっているので
また終わったらその様子を報告しようと思っています。
以下は歯を失った場合の主な治療の費用と噛む力です。
(※参照 「NHKチョイス@病気になったとき」)
費用 | 噛む力 | |
ブリッジ | 保険診療1万~ 自由診療15万~ |
80~90% |
差し歯 | 3千~20万 | 80~90% |
部分入れ歯 | 1つ1万 マグネット30万 |
30~80% |
インプラント | 1本40万~ | 90~100% |
総入れ歯 | 1万~ | 20~30% |
まとめ
虫歯治療は年々進化していて、出来るだけ抜かないことが推奨されています。
しかし私のように抜かないといけない状況になってしまう場合が
やがて年齢と共に来る(場合が多い)です。
そうならないためにも、定期健診とクリーニングが大切です。
痛みが無いとつい後回しになってしまいますが、
定期健診自体は保険適用の場合1,500円程度で済む場合も多いので
結局は安く付きます。
市区町村の検診も受けられることもあるので、
お住まいのある市役所もしくは保険所にお問い合わせください。
私の場合麻酔が効かないので治療に四苦八苦しています。
こうなってしまう前に、早い段階で虫歯や歯周病をみつけておけば
全身麻酔なんてしなくても、簡単な治療で済んだはずです。(汗)