家計簿をつけるのが苦手なあなた。
家計簿をつければ無駄な支出が手に取るようにわかり、
それが無駄遣い衝動買いを防ぎ
節約につながり最終的には貯金へと繋がるのは明らかですが、
どうしても家計簿が苦手な人がいます。
そういう人に無理やり家計簿をつけなさいと言ったとしても、
それはストレスにつながるし、
そのストレスがまた新たな無駄遣いへとつながることがあります。
家計簿が苦手なら貯金簿
だから家計簿が苦手なあなた。
もう家計簿をつけようと思わなくても構いません。
でも貯金を増やしたいですよね。
それなら家計簿をやめて貯金簿をつけてみませんか?
私は20代の新婚当時からずっと家計簿をつけていますが、
貯金をいついくら貯めたということは通帳にしか記録が残っていませんでした。
でも最近はネットバンクも使うので、通帳がなくて
画面を開かないといついくら・・・というのは分からない貯金もあります。
私はネットバンクを使い始めてから貯金簿も始めました。
いついくら貯めた。そして今の時点でその合計がいくらある。
そういう簡単なものです。
出来れば貯金をするたびに貯金簿をつけることをお勧めしますが、
それも面倒な場合は半年一年まとめて書いても構いません。
私は開くのが楽しくなるような可愛い柄のノートにつけています。
貯金簿から年間支出を簡単に計算
家計簿をつけていない人は、
年末に一度だけ1年間の給料明細の手取りの合計 から、
その年の一年間の貯金簿の合計を 引くと、
一年間の支出が簡単にわかります。
分かった支出の細かい内容まで知ることはできませんが、
それを12で割るだけで一か月いくら使ったということが大まかに分かります。
車検や税金などの特別支出もそこに含まれてしまいますが、
もしそれがどうしても気になる場合は、
1年間の手取り合計から車検税金だけを引いて、
貯金簿の合計を引くと通常の生活費の合計が出ます。
それを12で割るだけで一ヶ月の生活費の平均が簡単に分かるようになります。
1ヶ月単位で知りたい人は、一ヶ月の給料明細の手取り金額から
その月の貯金簿の合計を引くと1ヶ月の支出が分かりますね。
貯金簿のメリットと貯金簿がもたらす効果
貯金簿はとても簡単なことがメリットです。
家計簿のように細かく記録する必要はありません。
つけるのを忘れていても通帳やネット銀行に貯金の記録が残っているので、
それを写すだけです。
私は本当は家計簿をつけることをおすすめしたいですが、
本来の家計のやりくりの目的は貯えを増やすことであって、
家計簿をつけることが目的ではありません。
家計簿をきちんとつけていてもそれが貯金へつながらない場合は、
家計簿をつけること自体無意味になってしまいますよね。
貯金を増やすためには支出の把握が多少大雑把だったとしても、
それが自分にとって一番やりやすく、
無駄遣い衝動買いを減らそうという意識を持てるなら、
細かい家計簿はつけなくても貯金簿をつけるだけで
もっとお金を大切にしようという意識が生まれてくるでしょう。
貯金簿をつければ、
「毎日自分が一生懸命働いて得たお金をもっと有意義に使おう」
そんな気持ちが知らず知らずにむくむく湧いてくるはずです。