私が以前、禁酒に成功した「禁酒セラピー」と、禁煙に成功した「禁煙セラピー」。
一般に難しいと言われている禁酒や禁煙ですが、
どちらも本を読むだけでお酒やタバコに対する考え方が変わって止められるというものです。
半信半疑の人が多い・・いやそれどころか
本を読むだけで止められるわけがないじゃない?!と思っている人が多いのではないでしょうか。
でも実際に私は本を読むだけでどちらも簡単に止めることができました。
しかし他の人がどうなのかはわかりません。
ただこの本が世界的な大ベストセラーになったことは間違いのない事実です。
ダイエットセラピーを読み終えました
私は病気になってから体重が増えてしまっています。
それって当たり前ですよね。
あまり動かないのに好きな時間に飲んだり食べたりできるんですから・・・
仕事に行っていたら、いくらお腹が空いても休憩時間しか飲食はできません。
それに仕事に熱中すると空腹も忘れてしまいます。
ダイエットセラピーはなかなか手ごわい
このままだといや!やっぱり元の体重に戻したい!
禁酒&禁煙セラピーと同じ著者アレンカーの「ダイエットセラピー」を読んでみました。
(この本はもう2年も前に買ったもので、何度かチャレンジしたのに毎回中断してしまっていました)
読み終わった感想は、
禁酒セラピー禁煙セラピーとは違って、ダイエットセラピーはなかなか手強いと感じています。
その理由は今の時点では本の内容にどうにも納得できてないからです。
【ダイエットセラピー】おすすめの食べ物
・新鮮な野菜
・ナッツ
・植物の種
・穀物
・シリアル
・砂糖の入っていないコーンフレークに100%オレンジジュースをかける
・クリスマスなど特別な日は何を食べても構わない
・一番良い飲み物は冷たくて綺麗な水
・添加物の入っていない100%の果汁ジュースは OK
注意点
・フルーツは他の食品と一緒に食べない
・フルーツは胃が空っぽの時に食べる
・フルーツを食べた後は少なくとも30分は他の食品を食べないようにする
・野菜は軽く炒めたりもしたりするのに止めること
・食べ物の70%は新鮮な果物や野菜にする
・残りの30%は食品の組み合わせさえ注意すれば何を食べても良い
ダイエットセラピーの矛盾点と疑問
矛盾や疑問が多すぎてよく分からない
組み合わせを注意する一例としてあげてあるのは、タンパク質と炭水化物を混ぜないことです。
例えば肉とジャガイモの組み合わせはNG!
フルーツと野菜以外の食品を一度に2種類以上食べないことと書いてあります。
➡ 非でんぷん質の野菜はアルカリ性食品でも酸性食品でも分解できるため
タンパク質の肉魚乳製品とも炭水化物とも一緒に食べてオッケー。
あれれ?肉や野菜は良くないって書いてあったよ(;^ω^)
●パンやご飯は食べて良い。
アレンカーはそのパンにバターを塗っています。
しかしダイエットセラピーの中では肉や魚・牛乳などは NG となっています。
この矛盾がよく理解できませんでした。
牛乳はダメなのにバターは良いの?その理由は?
●またナッツ類は食べて良いおすすめの食品なのに、ピーナッツには手を出すなと書いてありました。
確かにピーナッツは名前にナッツがついてるけどナッツ類ではありません。
ピーナッツはマメ科なのですが、それじゃやっぱり豆腐やお味噌や醤油はダメ???
それで、結局何を食べればいいの?
朝は果物を食べるというのはよくわかりました。
4種類の果物を組み合わせて良いそうです。
さっそく今朝リンゴ1個バナナ1本イチゴを10個ぐらい食べようとしましたが、
途中でお腹がいっぱいになってあえなく断念・・・(;^_^A
欲張りすぎはいけません。笑
ダイエットセラピーではそれ以外の食事の時はご飯とパンはいいけど、牛乳肉魚はダメ。
残るは野菜だけ?何を食べたらいいの?よく分からないーーー
日本人の私とイギリス人のアレンカーとでは根本的に何かが違うかも
人間の手が色々加えられた食品をジャンクフードとアレンカーは読んでいます。
そのジャンクフードの中にお豆腐は入るの?
私はジャンクには入らないと思うけど、牛乳がダメなのならもしかするとお豆腐もダメ?
日本人と外国人との食べ物に対する感覚や考えの違いは大きいんじゃないでしょうか。
アメリカ人のようにピザやフライドポテトなどを大量に消費する国民と
日本人の食生活は元々大きい違いがあるように思います。
もしかすると遺伝子的にも大きい違いがあるんじゃないでしょうか?
そうだとしたらダイエットセラピーは日本人向けじゃないかもしれません。
結局何を食べたらいいのかわからなかった
血糖値がぐんと急激に上がる果物を朝起きてすぐ空きっ腹に食べるのはどうなんでしょう?
この本を読んでいろんな疑問が湧いてきました(;^ω^)
どうも理解する能力が低すぎて何を食べたらよいのかよく分かりませんでした。
禁酒セラピーと禁煙セラピーは私の考えを大きく変えてくれました。
でもこのダイエットセラピーは、疑問ばかりが心の中に次から次に湧いてきて
納得とは程遠いものとなりました。
この本を読んで私がダイエットに成功するとは今のところとても思えません。
ダイエットセラピーを書いたアレンカーの言いたいこと
・我慢我慢の忍耐力や精神力で乗り越えるダイエットは必ずリバウンドする
・新鮮なフルーツや野菜を思う存分食べて空腹を感じず痩せましょう
また地球上の動物の中で肥満と戦っているのは
人間と人間に飼われている動物だけで
自然界で生きる動物たちに肥満はないということも書いてありました。
そこは確かに私も納得しました。
以前、バンコクの猿が20 kg になってしまっていたニュースを見ました。
あれがまさにその良い例です。
体が本当に欲するもの以外の物や欲する量以上の物を食べ続けた結果人間も猿も太るのです。
私も果物は好きです。でも繰り返しになりますがそれ以外は何を食べればいいの?
アレンカーはレシピを知りたければ本屋の本を見ればいいと書いていましたが。。。(;^ω^)
近々もう1回だけこの本を読み返してみるつもりです。
納得できた部分は3割ほど。
人間が生まれてから周囲の影響もあって徐々に味覚が変わって
本当に自分が好きだった物や美味しかった物から方向性が変わってしまっていると書いてありました。
確かにそんな部分はあるかもしれません。
しかし残念ながら残りの7割はよくわからないまま、納得できないまま本を読み終えてしまいました。
私はこの本を1回読んだだけでは考えは変わっていません。
やっぱり美味しいお肉もお刺身も食べたいです。
時々はケーキも食べたいし湯豆腐やお好み焼きも食べたいです。
だから現時点では、
私はこのダイエットセラピーを読んでも食べ物に対する考え方を変えることは出来ませんでした。
もう1回だけ読み返して、もし考え方が変わったらまた記事にします。
私の体重がこの2~3年ほどで増えてしまった理由は、
やはり体が痛い日にあまり動けないこと。調子が良い日でも以前のように動けないこと。
それが一番の理由だと思うんだけど・・・