今週に入って「やっぱり見たい!」と思って北斎の映画を観て来ました💛
映画の話の内容は書いていませんがネタバレなのかどうなのか?ビミョーな内容なので
これから観ようと思われている方はスルーしてくださいね。
映画「HOKUSAI」を観て来ました!
北斎や浮世絵に対しての知りたい期待を満たしてくれなかった
映画は途中までは良かったんです。。。
大好きな浮世絵と前から興味があった遊郭の内部が描かれていて、華やかで活気があって💛
浮世絵はずっと前から大好きです!
北斎の浮世絵や肉筆画は、神戸市立博物館やあべのハルカス美術館や他でも何回か見たことがあります。
遊郭も建物自体にとても趣があって、例えば大和郡山市で一般公開されている「町家物語館」などはぜひ訪れてみたい場所です。
でも映画「HOKUSAI」はなぜか途中から別の映画みたいになってしまって、残念な映画でした(;^ω^)
名画「ボヘミアンラプソディー」と「HOKUSAI」との根本的な違い
「ボヘミアンラプソディー」はフレディ・マーキュリーという人間やクイーンの曲にスポットが当ててありましたよね。
だからあれだけ人気のある映画になったと思うんです。
多くの人がフレディの人物像とクイーンの曲に興味を持ってるので、
人々の欲求を満たす内容になっていました。
※フレディ・マーキュリーと私 [ ジム・ハットン ]は、フレディの彼氏ジムハットンが書いた本です。
映画「HOKUSAI」も北斎の描いた浮世絵と、北斎自身に興味を持って映画を観たんですが、
それよりも時代背景の方にスポットが当たっていて、
北斎の才能がいかにすごいかとか、そういうことにはあまり触れられていませんでした。
むしろ北斎より歌麿や写楽の方がずっとすばらしいと言いたげな内容でした。
田中泯と玉置浩二の顔がとても似てるから、映画を観てる間ずっと玉置浩二が頭に浮かんでばかりだったし。笑
まとめ
もうちょっと私の期待に沿った内容の映画だったら良かったのにな~。
でもこれは観る人によって感想は違うので、絶賛する人ももちろんたくさんいらっしゃると思います。
私は元々邦画が好きでは無くて洋画を見ることが殆どなので、
みなさんとは全然ズレた感想ならごめんなさい(;^ω^)
でもとにかく浮世絵はやっぱり素晴らしいし、
絵師もそうだけど私は「彫師や摺師もすごい!」と思うので、そこにもスポットを当ててほしかったです。
※版元にはスポットが当たってました。
北斎がどんな人だったか、どんな暮らしをしていたかは
映画よりこちらの漫画の方が興味深く満足して読めました。↓