人はないものねだりだな~とつくづく思っています。
それは・・・
離婚してしばらくは息子とも同居していたし何も思ってなかったんですが、
完全に一人になってからは
出かけた時、家族連れが妙にうらやましく思うようになりました。
普通に食品スーパーで家族のために食材を買ってる人を見てもそう思います。
だからと言って離婚を後悔してないし今の一人暮らしを気に入っています。
離婚した当時、離婚出来て良かったとブログに書いたら
「それは本当かしら。」と私の気持ちを疑ってる記事をみかけたことがありました。
へ~あきれ果てました。(笑)
私が何のためにそんなこと書くの?(笑)嘘を書かないといけない目的が分かりません。
その人はそういう思考があるんでしょうね。でも私は違います。
ないものねだり
家族連れをうらやましく思うのは、
よく考えてみると子育てをもっと楽しめば良かったと思ってるのかな。
今の自分の心理をわざわざ分析したのではないので、
どうして家族連れをうらやましく思ってるのかはハッキリは分かりませんが
何となくこうかな~と思うことを下に書きます。
若いころからずっと自分はとても幸せだったのに
その今ある自分の幸せに気づかないまま、毎日ただひたすら必死に生きていたように思います。
今ある幸せをもっとたっぷり楽しんでおけば良かったと。今は分かるようになりました。
お花見
例えば先日、もう散り始めて少し葉桜になりつつある桜を見にいつもよく歩く公園に行きました。
桜以外の季節は人は少なくて、みんな私みたいに歩きに来ている人が大半です。
でもお花見の時期は家族連れや職場のグループ、友達同士や、幼稚園からの遠足など
たくさんの人たちが来ています。
でも私はいつもどおりウォーキングだけ。
そしていつも通り一人なのです。
一人を寂しいと思わないし、一人暮らしは気楽でとても楽です。
それにその前の週は妹と別の場所でお花見しました。
今回も友達などを誘えば一緒に来ることは出来ました。
でも一人がいいからあえて一人で行ったのに
たくさんのグループを見ると何とも言えない気持ちになりました。
この先一生ずっと私は一人で桜を見るのは間違いありません。
子供
それを男友達に話しました。
50代にしてはおしゃれで見た目も悪くないし有名企業で出世もしているけど、一回も結婚したことが無い人です。
もしかしたら遊び人なのかもしれないけどそこまでは詳しく知りません。
するとその人も同じ気持ちになることがあるそうで、
東京に出張して神戸に着いて新幹線から下りたときに、
一緒に出張してた同僚の子供がホームで待っていたそうです。
お父さんをみつけた子供が車両から下りて来たお父さんに抱き着いたそうで、
それを見たその人はなんとも言えない気持ちになったそう。
それが忘れられない出来事だったそうで
自分には一生味わえない幸せをそこに見たそうです。
まさにそう。私もその人と同じ気持ちです。
だからと言ってまさか誰かと再婚したいとか、元夫とよりを戻したいとかは全く思わないし
これからもこのまま一人でいたい気持ちに変わりありません。
人はないものねだりだと思うのです。
家事負担
妹は4人家族で夫婦仲良くしていて、まじめで優しい旦那さんと二人でよく旅行したりしています。
それなのに50代後半になって体力が落ちて来て、
家事全般の負担があまりにも大変で全部投げ出して一人暮らししたいほどだと言うのです。
私から見たら元夫のようにコロコロ簡単に転職せず
安定した給料を持って帰ってくれる旦那さんがいてうらやましいです。
でも妹にすれば私みたいに一人の人がとてもうらやましいと言います。
これもないものねだりです。
まとめ
若いころは子育てと家事と仕事に一生懸命で無い物ねだりする余裕もありませんでした。
今は暇だからこう思うのか、
それとも少なからずみんなそう思ってるのかは分かりません。
でも私は一人であろうが桜を見に出かけられる今の身体があることだけでも幸せだし、
妹は夫婦仲がよく経済的に不安がないことが幸せです。
男友達も仕事が充実していて幸せです。
ただみんな、ないものねだりしてるだけ。
私は今の生活が気に入ってるし、
できるだけ長くこの平和な毎日が続きますようにと思っています。