我が家の家族構成は、夫(50代前半)、私(50代前半)、20代の社会人の子供2人の4人家族です。[no_toc]
家族構成によっても家計の予算は違ってきますが、今の時点での我が家の予算をご紹介しようと思います。
前ブログからの読者の方々はご存知ですが、
夫の収入は二十歳ぐらいの方と同じくらいの金額なので
生活を小さく小さくして暮らしています。
年金暮らしの練習モード期間として暮らしを縮小する目的もありますが、
そうせざるを得ない経済的理由が我が家にはあります。
だから他の一般的な収入のあるご家庭とは比較になりませんが、
50代でこういう暮らしをしている人間がいると言うことで
定年後の年金暮らしの参考になるかもしれないのでもし宜しければお付き合いください。
定年後の年金暮らしを想像して予算を立てる
項目 | 現在の予算 4人暮らし |
定年後の予算 2人暮らし |
住宅ローン | 40,000 | ゼロ |
食費 | 60,000 | 35,000 |
消耗品 雑費 | 5,000 | 4,000 |
ガソリン | 2,500 | 2,500 |
生命保険 | 17,000 | 12,000 |
水道光熱費 | 20,000 | 15,000 |
固定電話ネット | 5,000 | 5,000 |
夫こづかい | 10,000 | 10,000 |
私/美容院 携帯電話 交際費など |
20,000 | 20,000 |
医療費 | 5,000 | 15,000 |
孫費 | α | |
合計 | 約185,000 | 約118,500+α |
定年後に子供たちが同居しているか独立しているかによって、収入支出とも変わってきますが、
ここでは夫と私の2人暮らしになったと仮定して予算を立ててみました。
老後の生活は人それぞれ
実際は医療費がもっとかかりそうな気がします。
そして孫が出来たら孫費がたくさん必要になるでしょう。
最近、孫破産と言う言葉がありますが、孫にお金がかかるのは孫のいない私でもわかります。
わたしも子供が小さかった頃は、両親にとてもよくしてもらっていました。
いつも有り難いと思っていました。
(今は野菜を時々もらうぐらいで、他には何もしてもらっていません)
両親は今も経済的に不自由なく暮らしていますが、
今思えば、多少なりとも負担になっていただろうなと思います。
でも親は何も言いませんでした。
年金暮らしの練習と言っても、将来のお金のことはその時になってみないとわかりません。
健康でずっと働いている場合、病気で寝たきりになった場合。
子供が結婚せず同居が続いている場合。等々。
色んなパターンが考えられるので、前もって今の段階では何とも言えないような気がします。
50代から少しずつ生活レベルを落としてみませんか
ただ一つ言えるのは、50代から少しずつ少しずつ生活レベルを落とし暮らしを小さくして、
年金暮らしになった時、いきなり困ることのないよう
シミュレーションをすることも大切だと私は考えます。
(充分な資産のある、将来に何の不安も無い方は、このお話は関係ないと思うのでスルーしてくださいね)
私の家庭の場合で言うと、定年後2人暮らしなら月々15万円あれば暮らせると思っています。
たまたま夫が何度も転職を繰り返したことで、悲しいことですがとうとう50代で夫の年収は220万円ほどになりました。
私達が結婚した20代の頃より少なくなったのです。><
私はパートで働いており、昨年の年収が100万円を少し切る程度でした。
(2016年6月から扶養を抜けて働く時間を増やしたので、来年は130万をちょっと越える予定です)
夫が新入社員並の収入になってからは現実をみつめさらに節約し、
一ヶ月20万円の収入があれば貯金もしっかり出来る家計になりました。
そのおかげで、年金暮らしになってからの自分達の暮らしが現実的に見えてきました。
自分の心に核がみつかる
経済的に苦しくても、簡単に仕事を投げ出さす毎日一生懸命働くことや、お金をかけずに日々を楽しむこと、
質の良い物を買い大切に使いお手入れして長く使うと言う考えが
しっかり自分の中で育ちました。
自分の心の中にそういうコア(核)がみつかった瞬間気持ちがふっと楽になりました。
お金で悩んだことがあるからこそ得ることが出来た私の心の中の大切な軸の部分です。
まとめ こころが澄んで来る
人それぞれ働き方、考え方、暮らし、楽しみ方は違いますが、
毎日明るく楽しく暮らせるよう、
年金暮らしになってある日突然生活に困らないように、
是非50代から練習を兼ねて今の暮らしを振り返ってみませんか?
収入が多い人の方が、年金暮らしになってから収入が減ったことで苦しむとも言われています。
暮らしを小さくすることで見えてくるものがあると思います。
暮らしを小さくすると将来だけでなく、今の自分の心が輝いてくるのがわかります。
心が澄んで来るのがよくわかるのです。