私と同じく浮世絵や美術館好きな妹から
明石の「オバケ絵」を見に行って良かったよとLINEがありました。
街角のポスターやネットなどで
明石市立文化博物館に、オバケに特化した浮世絵展が来ていることは知っていました。
妹が送ってくれたオバケ絵の写真を見て
是非見てみたい!と早速次のお休みに明石に向けて車を走らせました♪
最高に楽しい「オバケ絵大博覧会」
結論から言うと本当に超面白かったです!
これで大人一人800円。
コープの組合員証を提示すれば2割引です。
次回(2度目)400円で入れるチケットもくださいました。
こんなに安い値段でこれほど楽しめるなんて最高の一日でした。
妹に写真撮影OKだと聞いていたので、
チケットを買ったときに「撮影いいんですか?」と聞いてみました。
「フラッシュだけダメなんですが写真は大丈夫ですよ」とおっしゃっていただき、
自由に気兼ねなく撮影が出来ました。
一番怖かったのがこのコーナー。↓ ↓
一階です。
お年寄り(男性)のお友達同士と思われる方々が
この絵(↑)の前で立ち止まって「怖いな・・・」と何度も繰り替えされていました。
私もこの前に行くと本当にゾクっとしました。
これは北斎です。↓
赤ちゃんを食べる女のインパクトが強かったので後ほどポストカードも買いました。
黒いハンカチも素敵です。
このがい骨の絵は国芳ですが、
これは昨年神戸市立博物館に国芳国貞展が来たとき、
2度訪れて食い入るように見た作品です。
色んな絵師がいますが、
私はなんと言っても北斎と国芳が大好きです。
国芳の踊り猫なんて超絶ものです。
神戸の浮世絵ガチャで当たった踊り猫は私の宝物です。
今回の明石でも国芳の作品には猫が踊っていました。
国芳は猫好きでも有名ですね。
今回もそうですが、浮世絵はワクワクが止まりません。
どれもこれも、作品を見ているとあまりの可愛らしさに思わず微笑んでしまいます。
こんなパンフレットもあまりにも可愛くて捨てることが出来ません。
館内にはオバケ屋敷もありました
オバケ絵展にはオバケ屋敷もあります。
オバケ屋敷に入るのには別料金は必要ありません。
怖がりの私は一人で入ることが出来ませんでしたが、
後で妹に聞くと全然怖くないということでした。
このオバケ絵は9月3日までやっているので、多分もう一度行くと思います。
その時は勇気を振り絞ってオバケ屋敷入ろうかな。
夏休みだけあってお子さん連れの方も複数来られていました。
歴史のある浮世絵を見て「これって現代の絵?コピー?」なんて言っておられたので
びっくりしてしまいましたが(笑)
これを機会に浮世絵の素晴らしさを知って欲しいなと思います。
浮世絵に限らず絵画は、描かれている人物ばかりに目が行きますが、
その人物が着ている着物の柄や、
食べ物、食器、家具などにも目を向けてください。
例えばこういう部分です。↓
硯や筆、文机など、とても美しいですよね。
昔の人々の暮らしが読み取れて本当に面白いです。
いつも思うのは、本当に日本人って素晴らしいということ。
才能豊か過ぎて感心しきりです。
西洋の美術館展にもよく行きますが(先日は今話題の怖い絵展にも行きましたが)、
浮世絵に勝るものは無いと私は思います。
それほど浮世絵が大好きです。
明石市立文化博物館 夏季特別展 オバケ絵大博覧会
私が行ったのは平日ですが、
混雑は全く無くゆっくり見ることが出来ました。
全122作品。
大人 : 800円 大高生 : 600円 中学生以下 : 無料※20名以上の団体は当日券が2割引、65歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、
精神障害者保健福祉手帳の提示の方は半額、また介護が必要な方の付き添いは半額、
シニアいきいきパスポート提示で無料
開催場所
展覧会…明石市立文化博物館 1階特別展示室及び2階ギャラリー
オバケ屋敷…明石市立文化博物館 2階大会議室
開館時間:9時30分~18時30分(入館は18時まで)
オバケ屋敷は10時~17時
※8月12日(土)、19日(土)、26日(土)は夜間開館につき9時30分~20時(入館は19時30分まで)
休館日
※会期中無休
問い合わせ
明石市立文化博物館(電話:078-918-5400)