神戸と大阪が同じようなものと思ってる人は日本中にたくさんいるそうですが、
たくさんの違いがあります。
わたしが感じる神戸と大阪の違いをご紹介します。
前もって書いておきますがこれは私の主観だけで書いています^^;
何の確証も無いのであらかじめご了承を^^;
「神戸」と「大阪」の違い
「知らんけど」
一つ目の例として、今流行してる「知らんけど」の言葉ですが、
神戸でその言葉を言ってる人を見たことがありません。
今は関西に限らず日本中で流行ってる言葉らしいので、
今なら一つのジョークとして若い子は神戸でも言う人がいるとは思いますが、
流行前から文末に「知らんけど」と言ってる人はいませんでした。わたしの周囲では。
わたしの感覚ではもしかしたらTVとかで聞いたことあったかもな~と思う程度です。
TVでハイヒールのリンゴさんが
「知らんけどは昔から関西人がみんな言ってる言葉」と言ってましたが、それは違います。
家族の誰かが大阪出身だったり通勤や通学の経験がある人は、
現在神戸在住でも使う言葉かもしれません。
いつも「飴ちゃん」をカバンに入れている
関西のおばちゃんはいつも飴を持っているというのも違います。
尼崎出身の友達がいますが、その友達はカバンにいつも飴を入れています。
その友達の娘も飴をいつも持ってるそうです。
尼崎は兵庫県ですが大阪のすぐ隣で、神戸より大阪の方が近いから大阪の文化なのかもしれません。
実際に友達も自分の事を「大阪のおばちゃん」と言ってます。笑
でも私は飴を買うことも無いしカバンに入れることもありません。
わたしの周辺で飴を持って出かけている人は聞いたことがありません。
もし何かの瞬間に「飴ちゃん」と突然友達のカバンから出てきたらわたしはびっくりすると思います。
喉が痛いからのど飴を持ってきたの?と思うかも。笑
でもこれは大阪の人のやさしさですね!
飴があればコミュニケーションもスムーズになりそうです♡
飴をカバンに入れているのは関西のおばちゃんでは無くて
大阪のおばちゃんだと思います。違う?
でもホントは大阪でもほとんどのおばちゃんは飴を持ってないんじゃないのかな?
本当に持ってるの?TVで大げさに言ってるのでは?と思うけどどうなんだろう?
そして、TVを見てると大阪のおばちゃんは飴を「飴ちゃん」と言ってますが
神戸で飴ちゃんと言ってるのは5歳以下ぐらいの小さい子だけで
大人で言ってる人はわたしの周りではいません。
と、言うか普段みんな飴を持ってないので前の職場でも飴が話題に出ることはありませんでした。
イントネーション
次にイントネーション。同じ関西弁でも大阪、神戸、京都で違います。
(京都のイントネーションは分からないのでここでは割愛します)
関西以外の地方の方が聞いたら同じに聞こえるのも分かります。
とても似ているから。
でも例えば「淡路島」という言葉のイントネーションですが、
大阪ではアワジシマの中でジが一番高いです。
アワは低めでジで一番高くなって最後のシマで下がります。
神戸ではアワジの3音は最初から高く出てシマで下がります。
淡路島ハローキティのCMで女性ナレーションで「ジ」が一番高い発音をしていて
関西以外の人が無理にエセ関西弁をしゃべってるのか思ってたんですが、
大阪のお笑い芸人さんの言葉を聞いてると
みんなCMと同じイントネーションだったのでびっくりしました^^;
わたしの周囲の神戸の人で「ジ」が一番高い発音をしている人はいません。
でもこれも先ほどの「知らんけど」と同じで
家族の誰かが大阪出身だったり通勤や通学の経験がある人は、
現在神戸在住でもイントネーションは変わって来るかもしれませんね。
そう言えば「オミクロン株」が流行った時、
大阪の吉村知事が大阪のイントネーションで「オミクロン株」と言ったのを見て
やっぱり神戸と違うな~と思いました。
オミクが低くてロンが高くなって株で下がる発音でした。
神戸ではオミクロンが平坦で株で下がります。
標準語のイントネーションはよくわかりません。わたしは完全に神戸の人なので標準語が話せません^^;
他の言葉にも同じようなイントネーションの違いがたくさんあります。
そう言えば中学の時に図書室に「イントネーションの辞書」があったことを思い出しました。
今ちょっと見てみたらNHKから出版されているようですね。
↓
「見てる」と「見とう」
例えばですが何かを見ていると言う時に
大阪は「見てる」「見ている」と言いますが、神戸では「見とう」「見とー」と言います^^;
正しくは見とうの「う」は伸ばす感じなので「見とー」の方が合ってます。
他にも大阪は「知ってる」神戸では「知っとう」と言います。
尼崎の友達は大阪と同じで「~してる」と言うのでやっぱり尼崎は兵庫県なのに大阪ですね。笑
お笑い芸人の陣内智則さんも「知っとう」「見とう」といつも言ってるとTVでたむけんが言ってました。
陣内さんは加古川出身ですが、神戸より西は「知っとう」「見とう」と言うみたいです。
でも神戸と大阪に位置する芦屋や西宮はどうなのか分かりません。
わたしは西宮の学校に通学したのですが、昔過ぎてどうだったか覚えていません^^;
もちろんわたしも「見とー」「知っとー」と言います。笑
かっこよく標準語を話してみたいけど難しくて標準語のイントネーションでは話せません^^;
お笑いの才能
最後にもう一つ。
大阪の人はオチとツッコミが上手で全ての会話の中で人を笑わせる才能がありますよね!
TVの街頭インタビューを見ていても全員が芸人さんのように面白いです。
頭の回転が良くてよくそんな面白い事が言えるな~と感心することばかりです。
でも神戸の人はそうではありません。
他人に面白い人に見られることはあまり望んでいなくて上品な人に見られることを意識している人が多いです。
だから市街地を歩いている人たちのファッションが全く違うんでしょうね。
大阪の人は大阪中心部に出かける時もラフな格好の人が多く、
神戸ではキレイ系の恰好をする人が多いです。
まとめ
他にも山のように違いがあると思います。
元夫の転勤で岡山に住んでいたことがありましたが、
兵庫と岡山は隣なので似たようなものと思っていたら言葉も習慣も全く違ったので驚きました。
そう言えば同じ兵庫県内でも日本海側だと関西弁のイントネーションでは無くて標準語に近いです。
離婚した元夫が今大阪に住んでいますが、
神戸の人たちとは全く違うよ~としょっちゅう言っています。
神戸と大阪、いろんな違いがあって面白いですよね♡
わたしは大阪の人たちのようにユーモアのセンスが欲しいです\(^o^)/
大阪の人は芸人じゃないのにどなたも本当に面白くて人情深いです!