この前、金継ぎ教室の帰りにちょっと遠回りして
子供の頃から20年近く住んでいた元の家を妹と二人で見て来ました。
私は結婚する前の数年間は一人暮らししていたので、
両親は新しい家を買って妹と一緒にそこから引っ越しました。
実家と人に貸していた家との二軒を売って、大きくておしゃれな家を買いました。
何十年かぶりに育った家を見て来ました
新しい家はドラマ「金曜日の妻たちへ」に出て来る家とよく似ていて
広々していてガーデニングも素敵で、
場所自体もちょっと高台のきれいな住宅街にあって前の家とは全く違いました。
この前見て来た私たちが育った家は
もう知らない人が新しい家を建てて住んでいますが、
今も昔と同じで道路が細く息苦しさがありました。
一つ一つの家(土地)はみんな50坪~80坪ぐらいあるのでそれほど狭くないんですが、
道路が細いせいでお向かいの家やその隣の家との距離が近いです。
一戸建ては意外に隣よりお向さんの方がよく目に入ってくることがあります。
だから自然と他人の家の様子が手に取るように分かってしまって、
その住宅街全体でご近所トラブルが頻発していた記憶があります。
でも反対に気の合う家族とは、一緒に家族旅行したり仲良くしていたのも覚えています。
その家は有名企業の会社員や公務員などが多く住むごく普通の住宅街でした。
私の父親も有名な財閥企業に勤めていて、土地を買って新築で注文住宅を建てました。
あの何とも言えない雰囲気の原因は道路の狭さだと思います。
もうちょっと道路が広ければ、あんな雰囲気にはならなかったでしょう。
神戸なので地方と比べると密集は仕方ないかもしれませんが、
それにしてもあの道の狭さは消防車とかギリギリじゃない?って思います^^;
家が出来た当時は道路が狭いだけで普通の住宅街だったんですが
「住んでみないと分からない」の典型です。
両親が引っ越したあと、わざわざ30分以上かかる新しい家を見に来た人がいて
(道路から見ているのを母が気づいた)
元の家に戻って「新しい家より前の家の方が全然良かった!」と陰で言ってたそうです。
(母が友達に聞いた)
新しい家を見て想像以上に良かったので驚いたんでしょう。
ブログテーマシンプルで豊かな暮らしも参考になさってください^^
100人が100人とも新しい家の方がいいと思うのは明らかです。
家自体もそうだし環境も全て全然違うからです。
あの雰囲気が嫌だったから親は引っ越したようなものでした。
別に誰かとモメたことは無かったようですが、
そりゃあれじゃ両親が引っ越したくなるのは当たり前だと思います。
今回、妹と一緒に昔の家の周りを10分ほどブラ~っと歩きましたが、
やっぱり何とも息苦しかったです・・・^^;
まとめ
今の妹の家も私が住んでいる家も、育った家と比べると全然イイ家です^^
この家を買ってもう今年で25年。
外壁も一回しか塗り替えたことが無いし瓦はまだ直したことがありません。
クロスも水回りも古くなってきていますが、
育った家を見て「今の幸せ」をひしひしと感じました^^;
近所のしがらみもないし、道路も普通の幅があります。笑
今住んでいる家は間取りなど不満はいっぱいありますが、
家自体より環境が大切なんだな~と気づかされました^^;
今回妹と昔懐かしいところに行けたことと、
妹も私も「今の家の方がイイ!」と喜べたことは良かったです♡