何年か前も放送されたらしいEテレ『僧侶指南』の再放送を見て
とても良かったのでご紹介します♡
この番組、不思議なことに2つのテーマだけしかありませんでした。
続けて色んなテーマでやって欲しいのに。
1つは生け花に関して。
もう1つはお掃除に関して。
Eテレ『僧侶指南』を見て拭き掃除を始めました
生け花のも見ましたが詳しいことはすぐ忘れてしまいました。(笑)
でも掃除については心に残るものがあって、
それからほぼ毎日(時々やらない日も有り)番組の通り拭き掃除をしています。
今のところ1階と2階の廊下と階段、洗面所限定でやっています。
各部屋は範囲が広すぎて今はやってませんが、その内全部の部屋の床も毎日雑巾がけしたいです。
クイックルワイパーや自動お掃除機が便利ですよね。
私も普通の掃除機すらほとんど使うことはありません。
拭き掃除も雑巾では無くて
クイックルのドライシートや拭き掃除用のシート(セスキのウェット)を使っていました。
でも禅宗のお寺は雑巾を絞って毎朝必ず拭き掃除をしています。
番組では2枚雑巾を重ねて一緒に濡らして絞って使うように勧めていました。
こちらの本を書かれた松本圭介さんというご住職は禅宗ではなく浄土真宗ですが、
「こころが整う掃除の本」が有名ですよね。
私は宗教を信じて掃除をやりたいのではなくて、
家も綺麗になって同時に心もスッキリすればいいな~と思ったので
禅宗であろうが浄土真宗であろうがどちらでも構いません^^;
僧侶の掃除といえば禅宗が有名ですが、
日本仏教では広く「こころを磨く」行いとして、掃除がとても大切にされてきました。
本書では、僧侶の修行道場の様子なども交えながら、
お寺一般で行われている日常的な掃除の作法をご紹介していきたいと思います。
読者のみなさんにとって、日々の掃除が自己を見つめるきっかけとなれば
私も嬉しく思います。
–著者よりコメント
雑巾で拭き掃除をやってみて気づいたことがあります。
60歳だから当たり前ですが立った状態でクイックルワイパーや掃除を使っても、
床との距離が遠すぎてはっきりホコリや汚れが見えません。
でも雑巾を使ったお寺方式の拭き掃除は
床にはいつくばってやるので、細かい汚れが目に入ります。
自然と丁寧にやるので今までより綺麗な仕上がりになります。
ただ、番組によるとお寺がやっている拭き掃除は、きれいにするのが目的ではなく、
座禅や写経と同じで
「ただ今ここ」「後も先も考えない今だけ」「ただなりきる」「心を無にする」ことが目的なので修行の一環なのです。
私も1年2年と拭き掃除を続けるとそう思えるようになるかもしれませんが
家を綺麗にしたいからやっているだけであって、
修行と思ってやってないので目的にズレがあります。
でもこの番組がきっかけで拭き掃除みたいなめんどくさいものをやろうと思えたので^^;
収穫としては大きくて良かったと思っています。
床を拭くなんて昔の人は誰も当たり前にやっていたことなのに、
今あらためてやってみるとすごく良い事をしているような気分になれることも嬉しいです。
(身体に良い野菜をたっぷり食べているような気分)
そしてただの生活の場になってしまっているこの家に対する愛着が復活します。
人生で一番高い買い物なのに生活している間にその気持ちが薄れて来ていました。
でも拭き掃除はまたあらたな気持ちにさせてくれることが分かってきました。
まとめ
番組では拭き掃除の前に物を減らすことをすすめていました。
床に物があふれているとルンバが通れないのと同じですね^^;
無駄なものは買わず、不要な物は処分して
掃除しやすい環境を作り、拭き掃除して心を無にする。。。
番組からわたしが学んだことは以上こんな感じですが、
本当のお寺の掃除からはこんな簡単な軽い学びで終わるはずがありません^^;
実際にわたしがお寺に行って掃除することはありませんが(多分この先もずっと無い)
これからも雑巾を使った拭き掃除を無理ない範囲で続けるつもりです。