2018年6月12日号の週刊女性に更年期女性の手指の痛み・変形・しびれなどの悩みに関する特集が組まれていました。
昨日のブログではそんな手指の症状別のチェックシートや治療法を週刊女性から
抜粋、引用~の形でまとめました。
こちらの記事を見ていただくと、症状別で可能性の高い疾患が分かるかもしれません。
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週刊女性で紹介されていた手の外科第一人者の医師平瀬先生は
指に何らかの症状が出始めたら
予防としてエクオールサプリメントを取り入れましょうとおっしゃっています。
エクオールは手指の痛み・変形予防に効果有り
週刊女性はエクオールについて詳しく説明しています。
平瀬先生の病院、四谷メディカルキューブで診察されている女医大久保先生は、
指の変形や痛み、こわばりの悪化を防ぐには女性ホルモンの補充が有効と言われています。
私も50歳の頃から飲み薬プレマリンで女性ホルモンを補充しています。
私の場合は30歳のときに子宮がんがみつかり子宮を摘出したので
補充しているホルモンはエストロゲンの一種類。
その場合はホルモン補充による乳がんリスクはありませんが、
子宮のある方はエストロゲンと黄体ホルモンを補充します。
その黄体ホルモンには乳がんリスクがわずかにあると言われています。
大久保先生もホルモン補充療法で乳がんが心配な場合は、
乳がん抑制効果があるエクオールで指の変形を予防しましょうとおっしゃっています。
そうすれば「手術まではならないと思いますよ」とも。
手指の変形を予防するエクオールとは何?
エクオールとは大豆イソフラボンが腸内細菌によってできるエストロゲンと似た作用を持つ代謝産物のことです。
エストロゲンに似てはいますが乳がんへの影響はないそうです。
エクオールについては、以前たけしの「みんなの家庭医学」でも特集されました。
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エクオールはビタミンEと一緒に摂取すると効果的
そのほか週刊女性に書いてあることを要約して箇条書きしておきますね。
指のことで悩んでいらっしゃる方の参考になるはずです。
● エクオール含有製品を1日10mg飲んでもらったところ、
3ヵ月後に7割近くの方の手の痛みや機能に改善が見られた。
● エクオールは関節の変形がない人や軽い人には非常に効果があったものの、変形が進んでしまった人には効果が無かった。
つまりエクオールには手の疾患に対する治療効果は無いけれど予防効果があったということ。
● 手指の関節の痛み発症平均年齢は50代前半で
痛みに対して適切な治療をしない場合、変形は60代から始まることが多い。
● エストロゲンの量は63~65歳で初潮前と同じ量になり、それ以降は安定する。
● 手指は70歳~変形する人はいないので、それまでの更年期を上手に乗り切れば変形はしない。
この時期にエクオールを活用していけば良い。
● エクオールを作れる腸内細菌を持っている人は大豆製品を食べるとエクオールを作ることが出来る。
しかしその細菌を持っていない人がいくら大豆製品を食べても、エクオールを作ることは出来ない。
作れない人はエクオールサプリメントでエクオールを補充する。
● エクオールを作れる体質かどうかは※市販の検査キットで調べることが出来る。
● エクオールは短期間で体外に排出されるため、大豆食品は毎日とる必要がある。
● エクオール1日の目安量は10mg。
その10mgを作り出すためには大豆イソフラボン50mg摂取が必要。
それは豆腐なら三分の二丁、納豆なら1パック、豆乳ならコップ1杯200g。
● エクオールを作れない体質の人や、作れても継続して大豆製品をとることが難しい人は
無理せずエクオールサプリメントで補給する。
そのときビタミンEと一緒に摂取すると効果的。
まとめ
私は婦人科でお薬をもらい女性ホルモンの補充もしていますが、
それと同時にエクオールサプリメントも飲んでいます。
(※ 私が利用しているサプリメントは、
一日のエクオール必要量をちゃんと満たせるキレイ・デ・エクオールです。
女性ホルモンとエクオールの併用は認められています。
今の私は特に問題になるような更年期症状は全くありませんが、
HRT(ホルモン補充療法)とエクオールを始める前は、
理由無く足湯に浸かっているかのように体が熱くなったりしていました。
今もたまに飲み忘れると変な汗が出たり、頭がぼや~っとすることがあります。
女性ホルモンが減ることで、
手指だけではなく色んな体の不調が現れて来ることを、私も身をもって実感しています。
そして更年期のいろんな症状をエクオールが軽くしてくれることも実感しています。