人に「頼る」「甘える」はまず自分が努力した後で
こんな話があります。
お友達の中に甘え上手な人がいます。
甘え上手だからとても可愛らしい人です。
タイプで言えば私とは違うタイプですね。(;^ω^)
その友人は年齢と共にペットボトルの蓋を開けにくくなってきました。
でも見ていると、しょっちゅうペットボトルを買って、
一旦自分で開けるふりをして「ん~」と声を出しながら固いことをアピールした後、
当たり前のように「ハイ!」と周りの誰かに渡して開けてもらっているのです。
私は何でその人が紙パックの飲み物を買わないのかが分かりません。
ペットボトルが開けにくいなら、人を当てにせず自分で開けることが出来る紙パックを買うか、
味などの理由でどうしてもペットボトルの飲み物を買うなら
キャップオープナーをバッグにいつも入れておけば済む話です。
どうして毎回人を当てにするのかが私にはよく分かりません。
だって周囲の友人達も同じような年齢ばかりの人で、
みんな年齢と共に手指が痛くなったり、ちからがあまり無くなってきて
ペットボトルや缶の蓋など開けるのは苦労しているのです。
だから私は人に甘えるのは、自分が努力してもダメだった後でも
どうしようも無い場合だけにすればいいのにな~と思うのです。
私はその人と正反対のタイプです。
自分で努力して出来なかったことでさえも周囲の人にお願いせず、例えば業者を呼ぶとかして解決しています。
家を買って20年ほどですが、2階に届くような高さの庭木を全て今まで私が一人で剪定してきました。
元夫に頼んだことは一度もありません。
夫がいないときに剪定していたので、私がどんな風に頑張っていたか夫は知りません。
剪定するときは脚立に上ってまるで曲芸のようです。
でもこの年齢になってあまりに危なく無理になってきたので、
離婚した今、息子に頼むのはイヤなので先日業者さんを呼んで全部抜いてもらいました。
今我が家には1本も木がありません。
洗車もそうです。結婚生活29年の間に10回ぐらいは夫に洗ってもらったこともありましたが、
あとは全て私が全部やっていました。
2台車を持っていたときも2台とも私が洗ってワックスをかけていました。
先ほどのペットボトルなら「買わずに水筒を持参」「キャップオープナーを持参」「紙パックの飲み物を買う」の3択です。
誰かに開けてもらう選択肢は全くありません。
だから私は可愛いタイプではないのです。笑
でも先ほどのペットボトルの友人はとても可愛らしく上手に人に甘えるので
ご主人にも大切にされてとても幸せそうです。
人に「甘える」「頼る」が苦手なわたし
私は周囲から見れば多分「頼りない」の正反対の人。
(しかし自分の意見をハッキリ人に伝えたりすることはとても苦手です。)
これからの人生周囲の人に頼ったり甘えたりもしたほうがいいのかな~と
ちょっとだけ思っています。
それは今私の足がしびれたり痛みが出ている原因がストレスなのかな?と思い始めたからです。
検査しても何も悪いところがなく、
もしかすると難病とか、それはちょっと大げさだとしても例えばリウマチとか脊髄に異常があるとか
血管や心臓がおかしいとか何かあるかもしれませんが、
今のところ悪い箇所がみつかっていません。
子供の頃からある様々な体調不良
そういえば私は子供の頃から原因不明の色んな症状がありました。
小中学生のころは下痢でもないのにおなかがしょっちゅう痛くなりました。
咳が止まらなくなることもありました。
中学3年生ぐらいからはみぞおちの激痛で、その反対側の背中も痛くなり
一旦痛くなると1週間は苦しませられました。
それが30歳ぐらいまで続きました。
31歳ぐらいからは耳が聞こえにくくなりました、耳が詰まった感じです。
それが落ち着いた40代からはこのブログにも書いていますが、原因不明の身体の痒みで大学病院に通っています。
それ等すべて原因が分かりませんでした。
体調不良の原因はストレス?
精神的な弱さが体調に出ているんじゃないかと自分では思っています。
今通っている大学病院の皮膚科でも「その可能性はあるでしょう」と言われました。
どれも10年15年苦しんだあとは治っていますが、
必ず次の何かしらの症状が出ています。
今回それが手足のしびれと痛みなのかもしれません。
まだよく分からないし、ただの素人判断なのでいい加減なことは言えませんが。
子供の頃から人に頼ることができない
私は長子で子供の頃から誰かに何かして欲しいと頼んだり甘えたり頼ったりしたことがなく
出来る限りせいいっぱい自分一人でやって来ました。
3歳のときに妹が出来て、
母と妹が出かけるときに私は「一人で家で待っている」と留守番していたそうです。
母が今でもそのことを話して笑っています。
幼いながら3歳の私は母に甘えることを出来ずにいたのでしょうね。
そのまま今まで人に甘えず生きて来ました。
私はしっかりしてるというのが両親の口癖でした。
今思えばしっかりしているフリをしないと生きて来れなかったんだろうと思います。
3歳以降、私を抱っこしたことが無いと
しょっちゅう母が自慢げに話すのを見て複雑な気持ちでいます。
妹と母は今もとても仲良しです。
どうやって頼るのか、その頼り方が全く分かりません。
夫にも甘えませんでした、自分でやれることは自分でやって来ました。
これからも自分から人に「~して欲しい」とはこれからも言うつもりはありませんが、
息子から「誕生日何か買おうと思ってるから選んで」と言ってくれたので
それには甘えてもいいかな~と人生初めて思うようになりました。
ただそれでも息子に買ってもらうことにとても罪悪感があるので
多分今年は断ったままにしようと思っています。
息子にプレゼントを買ってもらうなんて私はとても図々しいことだとしか思えないのです。
この辺り思考の偏りがありますね。自分でもそう思います。
「甘える」「頼る」の本当の意味を知りたい
これからはこの考えを改めることが出来たらいいな~と思っています。
それはどのようにしたら良いのか分からないのですが、
今までちょっと頑張りすぎてたように思うので、周囲の甘え上手な人を観察して(笑)取り入れられるところは取り入れたいな。
今思ってるのは「甘える」「頼る」イコール「助け合う」なのかと・・
間違ってるか合ってるかは今の時点では私には分かりません。
その答えを子供の頃から誰にも教えてもらったことが無いような気がします。
教えてもらわなかったとは言え、自分単独で学ばなかった私自身にも問題があります。
これから私は変わって行きたいです。
「甘える」「頼る」は他の人のように上手に出来ることはこれからも無いでしょうが、
これから60代70代を迎える私は周囲の人たちと「助け合う」ことが必要だからです。