コンフォート原則 毎日使うものにこそお金をかけよう
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コンフォート原則とは、
毎日使うものにお金をかければ満足度が高い消費者心理のことを言います。
私はバッグが好きです。
充分時間をかけてよく考え比較し、バッグにはお金をかけます。
そしてそのバッグを高い頻度で使います。
2~3回使ったら、柔らかい布で拭いて専用のクリームでお手入れしているので、
何年使っても綺麗なままです。
高かったからと言ってクローゼットの奥深くにしまいこんだりはしません。
毎日使うものにパソコンやスマホがあります。
パソコンやスマホは毎日使うものですが、
そこにお金をかけると満足感が高いのはおわかりだと思います。
安いバッグを買って得をしたつもりでも、たまにしか使わないなら無駄遣い
ブランド物に興味が無い人から見れば、何であんな高いものを、と思うでしょうが、
ブランド物に限らず高くても毎日使えば、それは生きたお金です。
でも安いバッグを買って得をしたように思っていても、
それをたまにしか使わない場合は、節約と反対のことをしてしまっているのです。
物は使ってこそ価値があって、気持ちも満たされるのです。
(ここで安いものを毎日使った場合は?という疑問が出てきますが、
それは完全に消耗品と化しているのでまた少し話が違ってきます。
その話はまた機会がある時に書くかもしれません。)
買い物で失敗したく無い人へ
数年に一度しか使わない服にお金をかけて、一度使ったきりで
何年かして出して来て見ると時代遅れでもう着れない。
体型も変わってしまったし・・・なんて経験ありませんか?
周囲の人を見ていても、
たまにしか使わないモノの方にお金をかけて、毎日使うモノはどうでも良いと思っている人が多いです。
それよりも、毎日使うモノにお金をかけてみませんか?
そしてそれ等をしまいこまず毎日使いませんか?
先ほどのバッグもそうだし、財布や時計もそうです。
主婦なら使いやすい掃除機やフライパン、若者ならスマホ。
サラリーマンなら歩きやすい革靴。
自宅でパソコンを使って仕事をする人は座りやすい椅子など。
コンフォート原則を知っていれば無駄遣いが減る
毎日使う物、使う時間の長い物にお金をかけると満足度が高いことを知っていれば、
物を選ぶときの目が確かになって行きます。
そして昨日も書いたように ⇒ 本当に欲しい物を買わずに妥協するから人は無駄遣いを繰り返す
本当に欲しい物とは、ほとんどの場合使いやすい良質な物であり、
(使い難い粗悪な物が欲しい人はほとんどいないと思います)
その使いやすい良質な物は毎日使いたくなります。
毎日使うものにお金をかければ満足度が増すのに、
それを選ぶときに妥協するから
昨日も書いたように無駄遣いを繰り返すのです。
たまにしか使わないものにお金をかけてしまうから、満足度が低くなるのです。
毎日使うものこそ妥協せずそこにお金をかけると満足感が増し、
そして次への無駄遣いが減るのです。
モノは、安いからポイント倍増だからお得だからの理由で買うのでは無く
自分にとって高価だったとしても本当に必要で、品質に優れていて使いやすい。
この3つの条件を満たしたものを選ぶようにすることが大切です。