老後資金に対して45％の50代が必要性を感じていない統計を目にしました。
よほど資産家なのか？それとも超ポジティブなのか？
ご実家からの遺産が舞い込む算段の人もいるかもしれません。
資金確保が出来ていない50代は72％です。
私もその一人。
我が家はご存知の通りこの通りの低収入なので、希望通りに貯まるはずはありません。
60代から収入は急激に減速 50代の間に老後資金を貯めよう
でも意識するのとしないのとでは大違い！
私は50代が老後資金を貯める最大のチャンスだと思っています。
20代で結婚出産。
30代40代は子育て真っ只中。住宅も買いました。
貯めようと常に意識はして来ましたが、何せ出て行くお金の単位が大きすぎて
貯まる速度より出て行く速度の方が早かったです。
50を目前にやっと子供達も大学を卒業し、
これから老後資金を貯めないといけないと思っていたのに、
ふと気づくと、職を変えてばかりの夫の収入はアルバイト並みになってしまっていました。
もし夫の仕事が安定していた一生だったなら、
今50代は老後資金を貯める大きいチャンスだったはずです。
しかしながら、我が家にはボーナスも退職金も無いのは前もってわかっているので、
老後の暮らしに備えて私に今やれることは3つあると考えています。
１つ目は、暮らしを小さくすること
これに関しては前のブログから何度も書いていますが、
こちらの記事にまとめています。
↓ ↓ ↓
物を手に入れることで気持ちが満たされるのは一時的なものです。
しかし、精神的な成長を目指すことを心がければ、物欲は減り
物が減ると、どんどん自分の心の中が幸福感で満たされることもわかりました。
これは禅的生活と禅的生活ダイエットに共感を得たことによるかもしれません。
このことはまた機会を見て書こうと思っています。
2つ目は、原点に戻ってこつこつ貯金すること
今はお金を銀行に預けてもほとんど増えません。
利子はさておいて、それでも貯め続けると必ず老後資金は増えます。
当たり前のことですね。
でもその当たり前のことが出来ていない人がとても多いと思います。
一時的に貯めたとしても、すぐ下ろして使ってしまう人もいます。
毎月どのくらい貯めれば5年後10年後にどのくらい貯金が増えるのか
簡単に計算してくれる野村證券の「みらい電卓」と言う便利なツールもあります。
今の生活の家計簿を元に、子供が巣立った後や住宅ローンが終わった後の
毎月の支出を計算するのも大切だと思います。
ねんきんネットから将来受け取る年金の金額がわかるので、
月々いくら足りないか家計簿と比較するとすぐわかります。
するとどのくらい貯めておかないといけないか、簡単に計算することが出来ます。
50代は老後資金を貯める最後の、そして最大のチャンスです。
そこを意識するかしないかで、将来が変わってきます。
私はやりませんが、投資をやるのも良い方法だと思います。
詳しくは何もわからないのでここでは省きます。
そして3つ目は、健康をキープして出来るだけ長く働くこと
私は将来の年金を増やすために6月に扶養から抜け、会社の厚生年金に加入しました。
65歳まで加入するとして計算すると、月々4,000円と少ししか受け取る年金は増えませんが、
働く時間を増やした理由は年金の問題だけではありません。
身体を動かす時間を増やすことで健康維持も意識できます。
そして人と会話することで、心の健康もキープできます。
それらはとても大きい財産です。
働きたくても健康でなければ働けません。
また厚生年金に加入することで、もし怪我や病気で仕事を休むことになっても
健康保険から傷病手当金が出るので6割の給料は確保できます。
傷病手当金があれば、今までかけている保険を減らしても良いと思います。
国の保険制度はとても優れています。
傷病手当金の恩恵を受けられる可能性が定年まで続くのは、とても大きいことです。
定年後も働けるシルバー求人も最近は増えています。
私の職場は70歳まで働くことが出来ます。
70歳と言えばまだまだ先でまだピンと来ませんが、
私が70歳になる頃は70歳まで働くのが当たり前の時代になっているような気がします。
老後資金が充分で無い場合は、生涯現役で働くつもりでいた方が良いかもしれません。
以上3項目を意識して、私は将来に備えようと思っています。
