20年ほど前からの知りあいに臨床心理士(以下Tさんと呼びます)さんがいます。
元々Tさんとは友達の知り合いで遠い関係でしたが
みんなで何回会ううちにいろんな話をさせてもらったことがありました。
(と言ってもかなり昔の話ですが)
Tさんは関西のある大学のスクールカウンセラーを長年されていて、
ご自分のカウセリングルームをお持ちの女性です。
心のしあわせを「獲得」
そのTさんとこの前病院の帰りにバッタリ会ったんです。
ぼやっと歩いていたら「ななえさん!」といきなり声をかけられてビックリ!!
いつから会ってなかったのかな?と考えてたら、
Tさんの方がよく覚えてくださっていて「7~8年ぐらい前」だそうです。
さすが頭のいい人は記憶力もすごい!
10分か15分程度の立ち話でしたが、
この7年の間に離婚したことやリウマチになったこと、息子たちが結婚したことなどを話しました。
よく考えてみるとたった7年なのにとてもたくさんのことがあったんだな~と
Tさんとお話しして気づかされました。
ちなみにTさんは「ずっと同じ生活が続いているだけで今も独身なんです^^;」と苦笑されてました。
自分の事務所だけにしようと思ってたのに
大学を辞めるタイミングを逃してそのままズルズル両方・・みたいなこととのことでした^^;
短時間でしたが久しぶりにお話しできて楽しかったです\(^o^)/
その時Sさんに言われた言葉で印象的だったのが「獲得したんですね」と何回か言われたことです。
「獲得」とは、わたしが充分な「しあわせ」を感じられる人間になったという意味で
Tさんは「獲得」の言葉を使われていました。
多分、臨床心理学的にそのような状態を「獲得」と表現するのかな?
と思いながらわたしはTさんの話を聞いていました。
やっぱりちょっとした話の中で、私に気づきを与えてくださるのはTさんの職業ゆえでしょうね。
今の心の状態がずっと続けばいいな~とわたしは常々思っているので
「この幸せな気持ちはずっと続くんでしょうか?」と聞いてみたら
「続きますよ!」と言ってもらえたのでハッピー♪
Tさんによると一度「獲得」してしまえばそれが続くそうです。
他人から見れば
わたしみたいに治らない病気を持って足が痛くて働きに出られず、離婚して一人暮らしで
かわいそうな人、不幸な人に見えるかもしれませんが、
実際まったくそんなことは無く、
強がりでもなんでもなくて私はたっぷりの幸せを感じて毎日生きています。
それを「獲得」と言うんだな~と、短時間の何気ない会話でとてもうれしく思いました。
コロナやら不景気やらいろんなストレスで
幸福感を獲得できない人が現代はとても多いと思うけど、
幸せは自分の心がけ次第だということをTさんのおかげで再確認できました。
ありがとう!
臨床心理士さんや仲良しの友人ドクターなど、
わたしには全然不釣り合いなすごい知り合いがたまたまいて
素晴らしい話を聞かせてもらえて本当に私はラッキーです^^
わたしは元々ポジティブな人では無かったのに今は「幸せ」な理由
わたしは元々ポジティブな人間ではありません。
ちょっとしたことで不安になってよく泣いたりもしていました。
イヤなことがあってもなかなか気持ちが切り替えられずにいつまでも引きずっていました。
でも今は不思議なほど、「別人になったのかも?」ぐらいに過去の自分が嘘のようです。
物理的な距離
わたしはTさんが言ったように幸福感を「獲得」できた理由の一つは
ネガティブな人や事柄と距離を置いていることです。
・ネガティブな映画はあえて見ません。(これは友人ドクターも同じ事を言っていました)
・ネガティブなことを書いているSNSやブログも読みません。
不満や愚痴、悪口などを、うっかり読み始めてしまったらすぐ閉じて見ないようにしています。
それを淡々と続けるだけで、私の場合は1~2年もすればハッキリ効果が表れて来ました。
物理的な距離はとても大切です。
日記は愚痴より前向きな言葉を多く
あとは日記やブログを書くことも大切です。良いはけ口になります。
日記は愚痴を書くのではありません。
日記やブログで自分の心をセルフコントールするために書くのです。
愚痴や不満をしょっちゅう書いていては幸福感をなかなか獲得できません。
でもどうしても愚痴や不満を書いてしまう人は(私も元々ネガディブだったので気持ちはよく分かりますが)
日記の最後を必ず毎前向きな言葉で締めくくることをおすすめします。
文章の割合としては愚痴3:前向きな言葉7ぐらいから始めて、
徐々に愚痴2:前向き8➡愚痴1:前向き9ぐらいに前向きな言葉を増やして行きましょう。
するとあとで日記を読み返すことがあった時に
「この日はこんな穏やかな気持ちで過ごせたんだ」「嫌なことがあった日でも自分で乗り越えられたんだ」と知らず知らずに心をより良い方向に変えて行くことが出来ます。
意外なほど、過去の日記の内容って(読み返さなくても)心の在り方に結構大きい影響があるんです。