一緒のパートを退職した友達は子供さんの扶養に入っています。
私も入ることが出来たのでは?扶養に入るといろいろお得な面もありますよね。
でも住民税非課税の私があえて息子たちの扶養に入らないわけを書きます。
扶養に入ると色んなメリットやデメリットがあります。
親が子供の扶養に入るメリット
私が息子の扶養に入ると息子の所得から扶養控除がされ息子の所得税が安くなります。
ただ息子には住宅ローンや企業型確定拠出年金やふるさと納税など
色んな控除があるから私が扶養に入ってもどのくらい効果があるかは分かりません。
私は健康保険料と介護保険料や年金が無料になるメリットがありますが、
私は61歳なのでもう年金料の負担は無いから除外。
健康保険と介護保険は前年度で言えば一ヶ月2600円を自分で払って来ました。
一年でおよそ31000円ほどの負担が扶養に入ると無くなります。
ゼロ円です。得ですよね!
親が子供の扶養に入るデメリット
経済的に扶養している証明が必要
これは子供が働いている勤務先によりますが扶養の条件もそれぞれで
私みたいに非課税であっても開業届を出している時点で扶養に入れないところもあります。
息子のところが毎月親を扶養している証明として
一定以上の金額を口座に振り込んだ通帳などの証明が必要です。(毎月分)
実際はお金をもらわないにしても振り込んでもらう手間がかかるし、
それを返す振り込みの手間もかかります。
私が返す手間は良いとしても、仕事や子育てで毎日忙しい息子に振り込んでもらう手間はかけられません。
高額医療費の限度額
私みたいに通院のたびに高額医療の限度額に達してしまってる人は扶養に入ると損なのです。
息子の扶養に入ると限度額がおそらく一ヶ月8万数千円~になります。
(息子の年収は詳しくは知らないので大体ですが)
でも低所得で非課税の私は、上の表で言えば一番下の区分(オ)で、
限度額35400円が一年に3回続けば4回目から24,600円となります。
私も毎回24,600円払っています。
これが扶養に入ると4回目から44,400円となり、今より毎回19,800円高くなります。
一年に6回通院しているので年間で153,600円のところ、
扶養に入ると266,400円になり112800円高くなるのです。
これが後期高齢者になる75歳まで毎年続くと、
今61歳だから14年続くとして1,579,200円もの差になります。
月々2600円の健康保険料を自分で払っても扶養に入らない方が得なのです。
だからリウマチ&退職の時に扶養に入らないと決めました。
(その時はパートと副業の合算で自分の所得が多かったため扶養には入れなかったけど)
多分この選択は間違ってなかったはず。
非課税世帯への給付金がもらえない
2022~2024年の3年連続で非課税世帯への国からの給付金もいただきました。
扶養に入っている友達はもらえていません。
↓ ↓ ↓
最近ネットで「どうやったら非課税になれるか!非課税はお得!」みたいな記事を時々見かけますが
はっきり言って私の今の年齢で非課税は恥ずかしいです^^;
病院や調剤薬局で低収入がバレます(笑)私もいつも恥ずかしいです。
でも年金暮らしの方々は非課税世帯も多いし、実際にお得だと思います。
ただ非課税世帯は目指して達成する事柄かどうかは大いに疑問。
扶養に入らない選択は間違ってなかった
一生高額な治療が続く私の今の現状では息子の扶養に入らず、
高額医療の限度額を下げたことは良い選択だったと思っています。
しかし健康だったら扶養に入ったかな?と思うとそれもちょっと違います。
健康だったら今もまだ外でしっかり働いているのには間違いありません。
そして副業ももっと頑張ってたと思います。
病気になってからは無理しない、稼ぐことを最優先にしない、身体を一番大切にする。と決めたから
のんびりゆったり暮らす今の私がここにいます。
この選択もこれで良かったと思っています♡