前から見たい見たいと思っていたアカデミー賞作品の「アメリカンビューティー」
いちいちレンタル屋さんに行くのも面倒で、
見たあと返しに行くのはもっと面倒で、
みたいと思いながらもう何年もそのままになっていました。
そんな「アメリカンビューティー」
いい映画はないかなと何気なく見ていた Amazon プライムの中で
なんと無料で見られることを知ったのでワクワクしながら早速見てみました。
『アメリカン・ビューティー』(原題: American Beauty)
1999年製作のアメリカ映画 サム・メンデス監督作品
ストーリー
wikipediaによるとストーリーは、
彼は一見幸せな家庭を築いているように見える。しかし不動産業を営む妻のキャロラインは見栄っ張りで自分が成功することで頭がいっぱい。
娘のジェーンは典型的なティーンエイジャーで、父親のことを嫌っている。
レスター自身も中年の危機を感じていた。そんなある日、レスターは娘のチアリーディングを見に行って、
彼女の親友アンジェラに恋をしてしまう。
そのときから、諦めきったレスターの周りに完成していた均衡は徐々に崩れ、
彼の家族をめぐる人々の本音と真実が暴かれてゆく。
>>アメリカンビューティー公式サイト英語
監督はサム・メンデス
とてもダンディーで素敵な監督さんですね。
と思って見ていたら、
かの有名なタイタニックのケイト・ウィンスレット のご主人なんですね。
美男美女のカップル、素敵です!
と、思っていたら別居をしており離婚手続き中ってことのようで・・・
余談ですが、 Amazon プライムではそのタイタニックも¥199で(2018年5月6日現在)
見ることができるようです。
久しぶりに見てみようかな。
サム・メンデス、このアメリカンビューティーが映画デビュー作なんですね。
映画監督デビュー作『アメリカン・ビューティー』でアカデミー監督賞、ゴールデングローブ賞 監督賞を受賞。
2000年にはイギリス王室より大英帝国勲章を与えられ、
12年には007の監督も 努めています。
立場によって受け取り方が違う「夫婦のこと」
ここでネタバレを書くのはやめておきますね。
是非見て欲しいからです。
ネタバレ無い程度で、ちょっとだけ内容に触れておくとすると、
夫婦や親子の確執有り、恋愛有り、ゲイ有り、不倫有り、浮気心有り、官能有り、
中年親父のスケベ心有り。マリファナ有り。
そして結末はもっとヤバいこと有り。
結末はちょっと衝撃的過ぎてびっくりしましたが。
全体に渡ってコメディ要素がある映画なのに、最後だけは笑えない。
後で知ったのですが「アメリカン・ビューティー」とはバラの品種の一つで、
映画の中でこのバラは様々な意味を持っているんです。
こんな漠然とした感想じゃどんな話か全くわからないかなぁ。
じゃこれだけは書いておきますね。
私がアメリカンビューティーを知ったのは、
お名前を忘れたのですがネットのコラムで、
「妻が夫を大事にしないと夫はこういうことになってしまうよ」みたいな感じで書いてあったのを読んだからです。
ちょうど私はその頃、夫の転職が本当に嫌でたまらなくて、
それは夫のことが大嫌いなのではなくて、
転職ばかりすることがどうしてもいやだったのです。
大きい喧嘩はないものの、
ちょっと夫に冷たくしてるかもしれないな、優しくしなきゃ、
何て思ったりしていた頃だったように思うので、
なんとなくちょっと心に引っかかっていたのかも。
そして映画を見たタイミングが離婚前だったのか離婚後だったのか、
それによってもしかしてちょっと受け取る意味が違ったのかもしれないけれど、
その時期自体もそれも運命で、
私がこのアメリカンビューティを離婚後に見た感想は、
一言で言えば、夫婦仲が悪くなる 原因はどちらか一方にあるわけじゃなく、
それぞれにいろんなことが積み重なってるものなんだなってこと。
ネタバレを書かないようにして感想を述べるのはちょっと難しいのですが、
夫婦関係に悩んでいる方には考えさせられる映画なんでは無いでしょうか。
コラムで読んだように、
妻が夫を大事にしないとこんなことになるんだよ的なことは、
妻の立場である私から見れば、夫にも原因があるし妻にも原因がある。
このアメリカンビューティーを見てそう思ったのでした。
登場人物も少なくさらっと気軽に見られるので次の休日にどうぞ。
でも、最後は衝撃的ですよ。