繰り返しになりますが最初に今までの経緯を簡単にまとめます。
私は軽いパニック障害のため運転が怖いです。
それをある程度、生活に支障ない程度まで克服できたので、克服するためにどのようにしたのかまとめることにしました。
「運転が怖い！」治療を初めて丸2年になりました
怖い場所に自分の身を暴露させて慣れていく 回避してはいけない
昔から運転が苦手だったものの
怖すぎてたまらなくてちょっとこれはおかしいと思い始めたのが一昨年の春。
この時ですね。↓ ↓
その後、認知行動療法や暴露療法で克服したいと考えて
病院探しから始まり（病院探しが大変でした）治療が始まったのが一昨年の初夏。
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通院は3ヶ月おきぐらい。症状は軽いそうで飲み薬はありませんが、
いくら怖くてもひたすら運転練習して自分の身を恐怖に暴露させるようにしてきました。
（怖い場所に慣れてパニック障がいを良くするそうです）
怖いからと言って回避していればどんどん怖さが増すだけ。
怖いところも少しずつ距離を伸ばしてチャレンジする治療です。
（とは言うものの今もめちゃくちゃ怖いです）
治療開始1年で念願の場所まで運転目標達成！
練習の甲斐あって徐々に距離が伸び、
治療スタートから1年後に念願の兵庫県丹波市まで
片道2時間の日帰り旅をすることができました。
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よく頑張りましたね！＼(^o^)／
その後も冬以外は何回も丹波まで行って、パニックがぶり返さないように気をつけています。
暇があれば運転練習してたくさん努力してきました。
次は新たな目的地に行きたい気持ちが湧いて来た
怖いのはずっと怖いです。今もものすごく怖い！
でも次は前から行きたかった丹波篠山市まで運転してみたい気持ちが、最近ふつふつと湧いてきました。
ぼたん鍋で有名な丹波篠山
電車で行くと尼崎から周るので乗り継ぎが悪ければ片道2時間半ぐらいの旅。
日勤教育という言葉が有名になったあのJR福知山線脱線事故の現場を通るコースです。
ちょっと時間がかかりすぎ・・・考えただけでしんどいです。
往復に5時間使ったら篠山にいる時間がわずかしかありません
しかも神戸から大阪に向かう方向は電車は座れない。ってことは1日でかなりクタクタ。
それより体が楽なのは運転して自分の車で行くことです。
Googleマップやストリートビュー・Grokで下調べしました
Googleマップを何回も何回も確認して、Grokに相談もして、
どの道が一番怖くないか調べに調べました。
私は高所にある道路と川沿い・池や海沿いの道が苦手です。
橋も怖いです。見晴らしの良い道路がとても怖い。
調べて調べて自宅から篠山市の陶の郷や陶芸美術館辺りまでの道路を
全てストリートビューで全部見てから今週水曜日に思い切ってチャレンジしてみました。
家を出た途端心臓が軽くドキドキして緊張しました＾＾；
初めてのチャレンジで目的地まで到着！治療の甲斐がありました
篠山市は丹波市に行くよりは少し近いですが、
くねくねカーブがたくさんあってアップダウンも多いです。
怖ければ引き返してくればいい。
1回で無理しないで何回かチャレンジして到着すればいい。
そう思ってましたが…
なんと！！初チャレンジで目的地まで到着することができました！
陶芸体験が出来たり丹波焼がたくさん販売されてる「陶の郷」に行きました。
この陶の里は友達などの車に乗せてもらって今まで3回行ったことがあります。
陶の里の周りの篠山の美しい山々。丹波焼のたくさんの窯元。日本最古の登窯。
やっぱり田舎は美しい！
丹波焼は楽天でも買えます。↓ ↓
丹波焼で出来たホタルのオブジェ
陶の里では前も入ったことのあるレストランでお昼を食べて、
徒歩で登窯も見に行きました。
レストランで使う食器も丹波焼
ここに住んでいる人がいると信じられないほどの急な坂道。
登窯とても素晴らしかったです！
日本最古の登窯
末春窯のお嬢さんが焼く丹波焼は大人気。私も1枚持っています。
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以前撮影させてもらった末春窯のお嬢さん西端春奈さん
帰りは同じ道路をGoogle マップに入れてるのに
途中からなぜか違う道を案内されて思ったところと違う場所に出て焦りましたが・・・
写真の真ん中にある細長い縦の屋根は登窯の屋根
なんとか無事家にたどり着くことができました。
とても充実した1日になりました！
私が行ったのは篠山の中でも観光の中心地よりは
手前にある今田町という窯元がたくさん並んだところです。
一番行きたかった所なのでそこまで行ければ大満足！
今後も治療は続ける？治療はいつまで続けるべき？
目的達成したけどまだまだ怖い
6月の終わり頃に暴露療法の診察がありますが、行くべきかキャンセルするか迷ってます。
もうこれだけ運転できたらキャンセルでもいいかな。
運転が怖い人、自分で運転しなくてもただ乗り物に乗るだけで怖い人はたくさんいます、
乗り物が怖すぎてプロ野球で遠征ができなくてプロをやめた選手もいます。
IKKOさんや長嶋一茂さんや円ひろしさんもパニック障害です。
世間一般の人も治療するかしないかは別として、
ある特定のシチュエーションで運転できないほど怖い人はたくさんいます。
それを克服するかしないかはその人の生活スタイルと考え方。
私は治療して何年かかっても行きたい場所まで運転したい！その気持ちが強かったから頑張れました、
美しい屋根のお宅
篠山まで行けたらもう他には別にどこか特別行きたい場所はありません、
75歳ぐらいには免許返納もしたいと思っています。
反射神経や判断能力もこれからもっと劣ってきます。
無理しないで現状維持で良さそうな気もします。
治療をやめたら現状維持がむずかしそうな気もしていて、
ちょっと逆戻りしそうな気もします。
治療しなければ怖くて運転できないままでした 治療して良かった！
神戸から丹波市や丹波篠山市まで運転出来たら、一般の62歳の女性より遠くまで運転出来てると思います。（ただ今もずっと怖い）
治療を終えるにしても終えないにしても、
一度診察を受けて先生に今後のことを相談した方がいいかな・・・
今まで先生に励ましてもらえてとても心強かったので、先生には大変感謝しています、
治療を受けてなかったらこんな遠くまで絶対に運転できるわけありません。
息子と年齢が変わらないような若い女医さんですが、先生本当にありがとうございました！
人生の幅が大きく広がったのは先生のおかげです。
