ご無沙汰していた税理士さんと
この前お会いする機会がありました。
その方は自分の税理士事務所を持っていらっしゃる方で、
私の働き方などを相談させていただいたり
記帳を教えてもらったりしているのですが、
そのとき「あぁ人生にゴールを自分で勝手に決めてはいけないんだな。」
と思ったのでここで紹介します。
私の周囲には自分で事業をしている人はほとんどおらず、
勤め人ばかりです。
会社に勤めている人は皆(あるいは多くの)、
定年退職する年齢や、退職後再就職するとしても、
その再就職が終わった時を一つの大きいゴールとして考えています。
その先のことは、それまでの「人生の余力」で生きていくイメージを持っていました。
しかしその税理士さんは、私と同じ年齢なのですが
今もなお専門学校にも通い試験勉強もし、
私が学生だった頃と変わりない毎日がうかがえました。
「年齢のことは考えたりしないんですか?
会社員なら定年まで頑張ろう、その後はゆっくりしよう。
というゴールを決めている人が多いように思うのですが。」と
失礼ながら質問してみました。
すると、こういう答えが返ってきました。
仕事量には影響が出てくるだろうけれど、
今の時点では、まだまだ色んな資格を取って、
今やっている事業の場所とは別にどんどん増やして行こうと考えている。そのために資格を取らないといけないのだけれど、それに年齢は関係ない。
成功者と思われるその税理士さんなのに、さらに前を向いて生きているのです。
その言葉の中に色んな意味が含まれていると感じました。
私は今の自分自身を反省しました。
それまでの私は完全に守りに入ってしまっていたんですね。
よく考えてみると定年後の人生には、
平均寿命として考えてもまだ何十年も残っているわけです。
定年後の人生を充実させるためにも、
そして我が家の場合、経済的な大きい問題を抱えているわけなので、
その問題を乗り越えるためにも人生にゴールを決めず、
前に進みたいと思うようになりました。
今の私はパートの定年後も続けられる仕事が自分に必要だとしっかり自覚することが出来ました。
人生は長いから、一生楽しみながら働き続けたいです。
自分で勝手にゴールを決めてしまうことは、
自分で自分の可能性を縮めて(狭めて)しまっていることになります。
私はこれからも、もっともっと色んな可能性を広げたい!
強くそう思い始めたので、自分で自分のゴールを決めることを止めました。
私は夫との結婚には恵まれませんでしたが、
たくさんの周囲の方々から色んな気づきをいただけて、
とても幸せな毎日を送れているなぁと嬉しく思っています。