我が家のガレージにも何箇所かある、雨水が流れ落ちる雨水枡及び汚水枡。
新築時になぜか車載禁止の蓋を取り付けてあって、
よく乗り上げる場所は早くに割れて交換しました。
車が乗り上げてもOKな耐圧蓋は、昔はホームセンターにも売ってなくて、
家を建てた会社にお願いして持ってきてもらったことがありましたが、
今回、今まで20年近く無事だった枡に、運転が超下手くそな私が車を乗り上げてしまって
あっけなく割れてしまいました。
ぐにゃ~っとした割れ方です。
ここを足で踏んでしまうと、落とし穴のように枡の底まで踏み抜いてしまいます。
そうなる前に交換しないと危ないです。
雨水枡はネットで買うことが出来たり、自分で簡単に交換できることを知らない方が
業者に依頼して高額な料金を支払ってしまうことの無いように、の願いを込めて
この記事を書こうと思います。
枡は、雨水枡、汚水枡、丸マス等色んな呼び方をするそうですが、
お住まいによっては雨水と汚水を同じ枡に集めたり、
別々に流れていく様式になっている場合があるようです。
雨水枡の交換手順
枡の直径を計る
これは言葉そのまま、直径を計ります。
規格があるのでピッタリのサイズが売られているはずです。
我が家の雨水枡は直径278mmでした。
割れた蓋を取り除く
枡を開けたことの無い場合は、長年の重力でかなり開き難いです。
枡の円周部分に土が入って隙間が無くなっているので、とにかく硬いです。
私は柄の長いシャベルやドライバーでこじ開けましたが、とても時間がかかりました。
引っ掛けて軽く持ち上げる方式の棒のようなものがあれば便利だと思います。
こちらのような棒ですね。↓
中の土を外に出す
家を買って19年。
台所の排水の枡は一年に2度掃除していますが、
雨水枡の中は気にしたことがありませんでした。
でも!
中はびっくりするほど土や砂が溜まっていて、
もしこのままこの先もずっと放置してたら、必ずいつか詰まってしまうと思います。
驚いて土を救い上げましたが、スーパーのレジ袋いっぱいになりました。
かなりの量です。
でもさすが雨水。枡の中はにおいも無く溜まっている水も綺麗です。
土だけ取り除けば、特に清掃の必要はありませんでした。
耐圧の雨水枡を準備する
私が選んだのは2トンまでなら乗っても大丈夫な耐圧の丸マス蓋です。
穴があるのと無いのがあって、一瞬迷いましたが
元々穴があるのが設置されていたので同じく穴ありにしました。
私が買ったのはこちらです。↓
余談ですが、この枡はたったの730グラムで、
アマゾンから荷物が届いたとき「こんなに軽いんですか!!おかしいな~・・・」と
宅配便のお兄さんに思わず言ってしまったぐらい、とても軽くて驚きました。
でも軽さと耐圧性は別の話で、軽いのは扱いやすいので助かります。
こんなに軽いのに、上に2トンの車が載っても大丈夫なのは本当に優れものですね。
蚊やボウフラ予防に網をはさんで蓋を設置
枡の中に溜まった雨水のせいで蚊(ボウフラ)が繁殖しないように
網戸用の網を丸く切って、
それを蓋の下にセットして蓋をはめ込みました。
見た目は悪いかもしれませんが、我が家はどの枡(穴ありの枡)にも網をセットしています。
こうやり始めたのは5年ほど前からですが、
この網のおかげでずいぶん蚊が減りました。
網戸用の網はとても安価で1枚からたくさん取れるし、
地面に使っているので土で目が詰まるから時々気軽に取り替えています。
網は高いものじゃなくてOK!
私はこんな安い網を使っています。↓
まとめ
今回自分の運転が下手なことが「幸いに転じ」ました。
それは雨水枡を割ってしまったおかげで
枡の中にあれだけの大量の土が溜まっていることを知ることが出来たからです。
他の枡の中の土もスコップで取ってしまおうと思います。
油や洗濯の繊維詰まりは気をつけていたのですが、土は盲点でした。
そしてこれから時々は枡を開けて中を点検しようと思いました。
以前、お風呂からボコボコ、ゴボゴボと奇妙な音がしてキョーフを感じたこともありました。
結局、その音は排水溝のつまりが原因だったのですが、
水周りは一年に何度か自分でメンテナンスをしないといけませんね。
宜しければそのときの記事も合わせてどうぞ。
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雨水枡を掃除した時の様子も画像入りで紹介しています。
格安で配水管の清掃をしてくれる業者さんのことも書いています。
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