最近まで全く知りませんでした～。
神戸市立博物館のいわゆる年パス「ミュージアムカード」があることを。
2,500円で一年間何度でも入館できるのです。
それを知らず毎回1,500円払っていました。
金券ショップで1,200円でチケットを買って得したような気分になっていた私・・・（汗）
12月23日から古代ギリシャ展が始まるので、
何気なくＨＰを見ていてミュージアムカードの存在を知ったのです。
しかも平成30年2月～31年11月までリニューアル工事のため博物館を休館するため、
12月28日でカードの販売を休止の告知を知って
急遽最終日の28日にお休みをもらって出かけてきました。
また大丸に寄ってから行きたかったので今回もＪＲ元町駅で降りました。
大丸横の通りを歩き、高級でおしゃれなショップが並ぶ旧居留地を通り・・・
高級ブランド店が立ち並ぶ辺りも通り抜け、
神戸市立博物館まで歩きました。
風が強く旗が綺麗に写せませんでしたが、どんな展覧会が来てもこうやって旗がひらめいているので
これを見るとテンションが上がります♪
神戸私立博物館の年間パスポート「ミュージアムカード」を買いました
中に入るときに入り口にいらっしゃる係りの方に
ミュージュアムカードを買いたいと伝えると、入館料を払わずそのまま館内に案内してくださいました。
そして中に入ってすぐ住所氏名などを記入し
2,500円を払い、紙のカードを受け取りました。
カードはこんな簡素な紙のカードです。
紛失したら再発行は出来ないそうなので、ビニールのパスケースに入れて財布に入れることにしました。
これで2017年の12月末までは何度でも入館することが出来ます！やった！！
古代ギリシャ展を見てきました
今回、公開されている作品の9割は日本初公開です！
そのことが本国ギリシャでも話題になっているそうです。
私が良かったと思う作品を数点紹介しますね。
（画像は会場で頂いたパンフレットからお借りしました）
スペドス型女性像
思いのほか大きくてすごいインパクトがありました。
確か75センチ？記憶違いならごめんなさい。
エーゲ海南部、キュクラデス諸島より発見されたとされています。
5,000年前に大理石を人型に彫りこんで作れていて、何らかの宗教儀式に使用されていたと考えられています。
モダンアートのようにも見えますよね。
ピカソにもインスピレーションを与えたとされています。
牛頭形リュトン
予想より小さくて繊細で、とても美しい作品でした。
前から離れたくないような何とも言えず優雅な姿だと思いました。
私はこのリュトンが一番記憶に残っています。
儀式用の酒器です。
漁夫のフレスコ画
鮮やかな色のまま残っていることがとても素晴らしいと思いました。
3700年まえの火山噴火で火山灰の下に埋もれていたので
こんな綺麗な色で残ったのですね。
クーロス像
目は笑ってないのに口だけ笑った像です。
2500年前の作品。
アルカイックスマイルですね。
ギンバイカの金冠
画像が悪くてすみません。
とても美しく繊細で、全く現代にも通用する作品だと思います。
葉っぱが集まって冠になっています。
金で出来ています。きらきらで素晴らしい！
女性なら誰でも目を奪われる作品だと思います。
他にも金（ゴールド）を使った作品が多数あり、思わず見入ってしまいました。
会場の混雑状況
混雑はありませんでした。
ゆっくりじっくり見ることが出来ました。
時代に沿って展示されているのでわかりやすいです。
どんどん文化が進化していくのが一目瞭然です。
この古代ギリシャ展は4月までやっているので、
ミュージアムカードも買ったことだし、
元町三宮に行ったときは何度でも気軽に立ち寄ってみようと思います。
ギリシャ神話の背景を調べながら好きな絵を見よう
今回はミュージュアムグッズは何も買いませんでしたが、
行く前にアマゾンで見ていた古代ギリシャのリアルが
館内ショップでも販売されていました。
そこで買ってしまうと持って帰るのが重いので
帰ってからアマゾンで注文しようと思いつつ、年末年始の多忙で忘れていました。
今この記事を書いていて思い出したのでさっそくポチりました。
明日届くかな～♪ 初心者にはちょうど良いらしく、とても面白そうなので楽しみです。
古代ギリシャと聞いても全く何の知識もなく
難しいイメージがありましたが、
ギリシャ神話を知れば名画がもっと楽しくなるのは間違いなし！
ギリシャ神話を高尚で難しいと思い込んでいる人が多いのですが、
実際は奔放な神々が起こすドタバタ劇で、
特に男女間のことは自由奔放すぎて驚くことばかり。
それを踏まえて作品を見ると、思わずニヤリなんてこともあるそうですよ。
