世間を騒がせてきたマイナ保険証ですが、
とうとうほぼ1年後の2024年12月2日で原則廃止が決まりましたね。
その後も1年間に限って現行の保険証は使えるそうですが
マイナンバーカードを持ってない人もいるため
保険証の代わりになる資格確認書が発行(最長5年まで)されるそうです。
そこまでは良いというか、仕方ないのですが・・・
マイナ保険証で他人に知られたくない病気がバレる?!
マイナ保険証については、素人ながらわたしでも問題があるのは分かります。
まず今年10月時点でマイナ保険証を持ってる人はたった4.5%だけです。
そこから100%を短期間で目指すのはなかなか厳しいかも。
それ以外にも今までに他人のデータと間違えてたとか色々問題はありましたよね。
性病や精神科の通院歴が他の病院にもバレる
そして他にも私が嫌だな~と思うことがあります。
マイナ保険証になるとデータや治療や投薬履歴が
どの病院でも見ることが出来るようになりますがそれは医師だけか?ってことです。
受付の方や看護師さんも見るの?お医者さんだけにして欲しいな。
知り合いがその病院で看護師をしてることもありますよね。
疑っては悪いけどもし興味を持たれればその人の病歴が分かってしまうの?
っていうか調剤薬局だと受付の人も当然見ますよね。それはイヤ!
私も実際子宮がん検診で訪れた婦人科で
息子の友達のお母さんが看護師をしていたことがありました。
その人の前で内診台に乗るんですよ。
誰だってイヤに決まってます。
それなのにそれ以外の病歴が分かるのは絶対困ります。
(紙の保険証ならそういう心配はない)
そこはよく分からないので今度会ったときに友人ドクターに聞いてみようと思います。
でもドクターと前にマイナ保険証の話が出た時
ドクターがこんなことを言ってました。
「過去に性病があった人も分かってしまうよ」と。
わたしは性病にかかったことはありませんが、
世間には隠しておきたい病気になったことがある人もたくさんいます。
性病以外にも精神科の通院歴など知られたくない人も多いのでは?
黙って病院を変えたこともバレてしまう
そしてわたしが一番気になっていることは・・・
例えばA病院の診断や治療に不満があった場合、
B病院やC病院に行くことがあります。
でも黙っていればBにもCにもA病院で診断を受けたことは分かりません。
最初に行った病院が間違っていることもあります。
実際わたしもリウマチ発症前は
どの病院に行っても納得できなかったのでいっぱいの病院に行きました。
どこでも気のせいだとか腱鞘炎だとか言われたけど
明らかに自分ではそうではないと分かっていたからです。
(耐え難いほど異常すぎる体調。気のせいのレベルでは無かった)
この記事↓ ↓ ↓に書いた神経内科の先生には
「検査の結果で異常が無いのにそんな患者を診ていると病院が混んで仕方ない」
と、嫌味タラタラ言われ嫌な思いをしました。
でもあの先生にはみつけられなかっただけです。
リウマチだったのです。
あきらめずに別の病院に行ったから病気がみつかりましたが
マイナ保険証で過去の通院歴が見られるようになったら、
その時みたいに納得いく診断をしてくれる病院に行けなくなってしまいます。
ドクターショッピングが良くないことは知っていますが
残念ながら素人でも分かるほど明らかにおかしい診断を受けることもよくあるのです。
体調が悪くなって3年近く経ったときに今のクリニックに行ってみて
やっと既にリウマチが発症していたことが分かったのです。
そういうことって世間にはいっぱいあふれていると思います。
マイナ保険証を使ってデータが見れても
お医者さんの方も過去の事は黙っていてくれればいいけど
お医者さん同士の関係や学閥があるので、
前に行った病院の診断が間違っていても医師は否定しません。
なので間違えた方向に治療が進むことがありそうで怖いです。
わたしも腱鞘炎でステロイド注射を何回も受けたけど
結局腱鞘炎では無くリウマチでした。↓ ↓ ↓
医師が気のせいで病気ではないと言っても
自分にしか分からない体調の異常は必ずあります。
(わたしはそうでした)
マイナ保険証がスタートして自由な診療が制限されそうでそこが一番心配です。
あとがき
そうは言っても国がマイナ保険証の方向に進むなら
それは個人でどうしようもないので仕方ないことです。
そしてマイナ保険証を使うとデータの共有が出来るので
無駄な検査の回数が減って無駄な費用を削減できるのでそこは良いところですね。
マイナ保険証の次は
全ての通帳(口座)とマイナンバーを紐づけすることでしょうね。
国としては税収を増やすために結局そこが一番やりたいことです。
国民にそれを求めるなら、それより先に政治家のお金を透明化してください^^;