2千万円老後問題が大きくクローズアップされていますが、
確かに2千万円は大きい金額です。
私も65歳までにそんな大金、貯める自信はありませんが、
2千万円という金額はそもそも月に5万円足りないことを前提として、
それが30年35年・・・つまり100歳ぐらいまで続く仮定で考えられています。
老後2千万円問題の根拠となる計算
65歳から100歳で35年ありますが、もし70歳で亡くなったとしたらその期間はたった5年です。
でも誰にも自分の寿命は分かりません。
そして同じように分からないのが毎月の足りない金額です。
5万円足りない仮定が狂って10万足りなければ2千万円は4千万円となります。
5万円×12ヶ月×30年で1800万円です。
5万円なんて大した金額では無いのに積み重ねでこうなってしまいます。
でも5万円が2万円だった場合は、足りないお金は月に3万円。
ちょっとした節約や工夫で大きく変わってきますね。
老後の生活費は歳をとるごとに下がっていく
そんなことを思っていたとき、週刊ポスト7月19日・26日号に朗報が!
2千万円無くても大丈夫かも?笑
夫婦の生活費は「5歳ごとに月2万円」減っていく
こんなタイトルの記事をみつけました。
週刊ポストの記事と自分を照らし合わせたいと思います。
中を読んでみると、政府の老後資金は30年もの間生活費が変わらない前提で計算されているが、
実際は定年後一番お金がかかるのは60代で、70代80代と生活費は下がって行くと書いてありました。
確かに私も最近いつだったか、65歳のころは旅行も行きたいし服も欲しいけど
90代だとそんなことはしなくなってると思うと書いたことがありますが、
実際にそうなんですね。だから必要なお金は減ってくる。
ちょっと安心しました。笑
生活費は・・・60~64歳世帯は30万4,600円。80~84歳世帯は20万5,400円。
何と10万円ぐらい変わって来ていますね。
私はシングルだからどのくらい使うんだろう?
節約したら月々の私の生活費は14万円ぐらいかなと思ってますが、実際にはそんなうまく行くのかな?
月々14万円必要と考えた根拠はこちらです。↓
定年後の支出の半分は、食費・交際費・通信費。
歳をとれば外出が減って交際費や通信費も減って来るでしょう。
最低限必要な基本的な支出は生活費の6割で、食費・家賃・水道光熱費・医療費である。
食費は節約しやすいし、それ以外の生活費、娯楽費や家具、衣類は節約できますよね。
家具は65歳以上になってから買うことはほとんど無いと思っています。
今年に入って食器を入れるカウンターとベッドを買いました。
買ったベッドはさすが!シモンズ!とてもぐっすり眠れます。
そしてカウンター式の食器棚は超使いやすい!
考えに考え抜いて買ったのですが、こんなに使いやすいとは想定外でした。
そのくらい気に入っています。
また65歳を過ぎても働く人は貯金の取り崩しをしなくて済む場合もあるでしょうし、
実際には2千万円無くても大丈夫な人が多いのかもしれません。
私の老後2千万円問題は医療費次第かも
でも私が心配なのは医療費です。
年齢が高くなってまで保険を掛け続ける必要は無いと思っていますが、
それなりに貯金がないと良い治療が受けられない場合があります。
50代の私は、この年齢でとても体調が悪くなってしまっているので
将来の医療費がとても心配です。
私は健康に自信がありません。
だからやっぱり私の老後資金は2千万円必要なのかなと思います。
65歳まで働けている可能性も高くないような気もしています。
老後2千万円問題は誰にとっても根拠の無い数字ではないのでは無いでしょうか。