古いブログ記事を見ていたら、
50代の頃に書いた「お金がギリギリな理由」についての記事が出てきました。
読み返して思わず苦笑いしました。
当時は息子たちの学費やローンがあってすごく大変だと思っていましたが、
63歳の今は正直言ってあの頃よりずっとずっと収入が少なくて、
客観的に見れば『かなりの貧困』レベルです。
でも、不思議とあの頃のような大きい不安はありません。
なぜ今の私がこの状況ででーんと構えていられるのか、
「今回は特に心の変化」について整理してみました。
お金に対する考え方の変化 50代と60代の違い
50代の私が考えていたこと
以前は、友達とファミレスに行った時も1,800円ぐらい使っていました。
それなのに自分では節約してると思ってたんです。
ファミレスには時間を気にせずいられる良い面もありますが、
でも1,800円からもう少し安くなる選び方もありますよね。
「同じ1,800円出すならもっと美味しいお店があるよ。」と、60代の私は思います。
お金の使い方を間違えていたかも?と今は思います。
50代後半から体調を崩して働く日数を減らしたし、
病名が分からず病院ばかり行っていたことが、
「お金が無い。お金が無い。」と感じていた一番の原因ですが、
収入が減ってからも、減る前と同じようなお金の使い方を
してしまっていたことも不安の理由でした。
お金に悩まなくなった 持病を持って変わった60代の気持ち
さらにもっと収入が減った60代の今、お金で悩まずにいられるのは、
「自然に任せよう」と思うようになったから。
体調が悪くなった上にさらに節約!節約!と頑張りすぎるのはストレスになるから
流れに任せることにしました。
お金にこだわらずに生活するととても楽になります。
持病を持って足が悪くなってもう治らないと分かってからは、
考え方が大きく変わりました。
だからと言って、長年の節約生活で学んだものがあるから使いすぎることはありません。
若い頃にそれこそ『お金のことで頭がいっぱい』になるほど必死に働き、節約してきました。
何もせず楽観的なわけではありません
実際は病気になる前に必死で貯めた貯金を取り崩して生活しています。
貯金が減っていく数字を見るのはやっぱり少し怖いですよ。
でもそれより健康が最も大切で、楽しいことを考えて生きたいと思うようになりました。
「60代一人暮らし」お金の不安が小さくなった理由

年金がありがたい
63歳から受給し始めた年金はおよそ一ヶ月37,000円です。
今までに2回振り込まれました。
吹けば飛ぶよな金額で、正直言えば実際もらってる感覚はありません。
37,000円だと光熱費と食費にも足りず何も残りません。
でも自動的に入金される定期的なお金の有難さを実感しています。
65歳からは老齢基礎年金(未納期間があるため満額ではありません)も加算されるので
一ヶ月9万円ぐらいありそうです。
一人暮らしでも生活費は夫婦と比べて半分にはなりませんが、
9万あればあとは少し貯金を足すだけで生活できるはずです。
(だから貯金は大切です)
貯金で不安が減った
私の結婚生活は元夫の度重なる転職でお金に苦労して来ました。
やっと老後貯金を貯められるようになったのは、息子たちが大学を卒業してからです。
その後も夫は転職を繰り返し、大した金額は貯まりませんでしたが、
息子の卒業で肩の荷が下りて、
そののち離婚して一人暮らしになってからは、
不安だったお金への気持ちが安定するようになりました。
実際には貯金を使わなかったとしても、貯金があるだけで間接的に安心感を与えてくれます。
家計簿で反省をすると同時に安心も得られた
もうすぐ月末なので月末には家計簿を締めて公開する予定です。
実際の家計簿はこちらからご覧になれます。
家計簿は苦手な方も多いと聞きますが、
反省材料になるので、節約を始めた25歳ころからよほどのことがない限り毎月続けています。
家計簿は「どの項目で使いすぎてるのか?」とか、
「いや使いすぎてないよ。ただ収入が減ったんだよ。」などが分かりますが、
つけていなければ、同じ金額を使ってもその内容が分かりません。
子供が結婚 住宅ローン完済 離婚「やり遂げた気持ち」
・息子たちの学費を奨学金なしで完済
・住宅ローンの完済
・結婚生活に区切りをつけた
50代前半は息子たちがまだ大学生で一番お金がかかっていた頃です。
住宅ローンもありました。
✔住宅ローンを「完済」しました!ローンを払い続けるより貯金を優先するための私の選択
夫の度重なる転職で私の気持ちはいつも不安でした。
息子たちの学費が必要だった頃までは
節約に一生懸命でお金のことで頭がいっぱいでした。
夫がすぐ仕事を辞めようとするので、
不安と危機感から、守りに入ってそうしていたのでしょう。
もう少しゆったり構えていれば良かったかなと
今となれば正直少し後悔する気持ちもありますが、
息子たちや元夫に対して、せいいっぱい一生懸命やり遂げた自信があります。
長い人生、経済的に厳しい時期やそうで無い時期があって当然だし、
短いスパンで一喜一憂することはないことも学びました。
60代からはお金よりも「今の穏やかな時間」に価値を

今は本当に生活はぎりぎりどころか、
世間で言う老後破綻の基準で見ればかなり厳しいかもしれないけど、
病気になるまでに貯めていた老後貯金を使ったり、
時々家の不用品をメルカリで売ったり、
あとは昨冬から始まった年金で何とか生活しています。
ただ今の私はそれでも構わないと思っています。
お金も大切ですが、私は健康最優先で暮らしたいです。
今も不安になることはゼロではないけど、
もうこの年齢だから残りの人生のほうが短いし、
年金も始まったし、気楽に生きなきゃ損です。
息子たちが立派な社会人になって、助ける立場から助けてもらえる立場になりました。
孫も出来ました。
体調に波があり外では働けないので収入が減るのは当然で、生活が苦しいのは自然な流れですが、
このままでいいよと自分を認められるようになったような気がします。
これから70代80代と年齢を重ねて行きますが、
50代と60代のお金への考え方が変わったように、
今後の変化を楽しみにしています。
世間一般として私は月37,000円の貧困かもしれない。
でも自分の心まで貧しくなる必要は全くない。
私の心は今が一番自由です。
もちろん、お金の不安がゼロになったわけではありません。
通帳の残高を見てドキっとすることもあります。
でも昔の私のように不安のあまり自分を追い詰めたり、
誰かを責めたりすることはもうやめました。
「お金より健康と今この瞬間の穏やかさを優先する生き方」
60代一人暮らしのあなたはどう考えますか?
あなたも自分のペースで大丈夫ですよ。

今後も年金生活を家計簿で公開していく予定です。同じように不安を感じている方の参考になれば嬉しいです。


