50代の私の仕事内容はもう体力の限界だ・・・
私は毎日とても疲れています。
本音を言えば、50代の私は一体何歳まで今のパートを続けるの?と思うことがよくあります。
1日中立っているだけでも体力を奪われますが、
私の仕事は女性にはかなり重たい荷物を持つので肉体労働です。
家を出てお昼休み以外で、やっと座れるのは帰宅後夕飯を食べるとき。
1日の半分は立っているか歩いているか走っています。
年齢と共にとてもとても辛くなってきました・・・
しかし、夫のように仕事を途中で投げ出したくないし、
シングルで生きるには生活費を自分で稼ぐ必要があって、
それと同じぐらい社会保険も必要なのでいくら辛くても頑張るしかありません・・・
しかしそれにしても、50代・・・体力の衰えをひしひしと感じます。
70歳まで働こうと思っていましたが、そこまで体が持つとはとても思えません。
世の中の人は何歳まで働いているのか気になったので調べてみました。
労働者の半分以上が女性と高齢者
2017年6月29日に総務省が公表した2015年国勢調査によると、
就業者全体に占める女性と65歳以上の高齢者の割合が
何と!5割を超えることがわかりました。
2010年の調査の時より、労働者人口は295万人も減少しています。
これは少子高齢化のあおりが原因のようです。
私は毎日の仕事で体力が限界で
時間を減らすか?働く日数を減らすか?なんてしょっちゅう頭によぎります。
2010年 | 2015年 | |
65歳以上の割合 | 23.0% | 26.7% |
15歳未満の割合 | 13.2% | 12.7% |
労働者人口 | 6370万人 | 6075万人 |
医療福祉 就業者数 |
613万人 | 711万人 |
1人世帯数 | 1679万世帯 | 1685万世帯 |
ここで女性と高齢者をひとくくりにして計算していることに疑問を感じましたが、
そこは追求しないとして、
女性とシニアを含めると全就業者の51.7%を占めることがわかりました。
働く高齢者の増加は顕著のようです。
女性とシニア層は製造業に就業している人は低下していますが、
医療福祉が増加しています。
ヘルパーさんなどは主に女性が多い印象ですね。
それでも介護や福祉などは常に人手不足のようです。
男女間での大きい違いと言えば、正規非正規の割合です。
女性の非正規労働者 半分以上
男性の非正規は18%なのに対し、
女性の非正規は54%で半数を超えています。
また非正規の割合は25~29歳で3割程度なのですが、
40~44歳では半数を超えています。
正規で働いていた人が、結婚出産などで退職してしまうことが原因のように思います。
結婚しても出産しても正社員に戻れるような働き方が出来る企業が
どんどん増えると良いのですが、
まだそれに追いついていない会社も多いようです。
どんどん増加している女性とシニアの働き手。
短時間労働でも能力を発揮できる働き方が出来るような社会作りが大切なようですね。
私がよく行くスーパーでもシルバーさんの早朝品出しなどの
求人ポスターがよく貼られています。
働く気持ちさえあれば65歳以上の方でも働く場は増えてきているように思います。
50代で気づけば間に合う「65歳以上も働いて稼ぐことの重要性」
需給年金が減らされたり、
需給開始年齢が先送りされたりという社会の流れの中で
「働いて稼ぐ」ことの必要性がより高まっています。
昔のように定年退職すると自宅で悠々自適なんて時代はもう終わりました。
私のように非正規で退職金が1円も無い人も多くあります。
私も確かに将来は不安ですが、
年金暮らしになるまでに貯金を増やさないといけないことや、
年金をもらいながらも別の方法で収入を得続けないといけないことなどに
今の年齢でしっかり自覚できていることはまだ大きい救いかもしれませんね。
のほほんと構えていても誰もお金はくれません。
もう今は、何とかなるでしょと思える時代でもありません。
強迫的なほど節約することが良いとは思いません。
私も倹約は心がけていますが、無理な節約はしていません。
普通にゆるく暮らして無駄遣いしないようにしているだけです。
今の(今日の)暮らしを楽しむことが一番大切だとは思いますが、
今の暮らしを楽しみながら、将来も暮らしを楽しむ。
そんな目標を持って人生設計することが必要だと思います。
物を買って満足を得るよりも、経験にお金を使いたいなと思っています。
経験は人の心を豊かにします。
物を買っても心は豊かにはなりません。
物を買って得た満足感は短時間で消えてしまいます。
また経験は1円もお金を使わないでも可能な場合もあります。
でもお金の多少に関わらず、経験は同じように心を豊かにしてくれます。
働く必要があるのは分かっている でもバテバテだ
離婚したわたしはもちろん自分で収入を得て生きていかねばなりません。
でもたまたま私の仕事内容が私の体力と合っていないようです。
しかし今更新しい仕事を探すより、今の仕事を続けて行くことが最善なのは分かっています。
何とか1日でも長く働けるように頑張っていかなきゃ。
そう思っています。
人間、体力と健康がとても大切だということが、最近よく分かって来ました。